繁盛サロンへの道

サロンのチラシ「配り方」を選ぶ基準。配布方法だけで、こんなに違いが?

    
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サロンのチラシ「配り方」を選ぶ基準。配布方法だけで、こんなに違いが?

こんにちは!田村です。サロンに限らず、チラシって色んな「配り方」があります。

「この方法が完ぺき!」

という話ではないですが、どの方法を取るべきか?「選ぶ基準」として、それぞれの特徴やメリット・デメリットをお話します。

 

ポスティング

まずは最もメジャーな「ポスティング」。おおよそ、反応率は「良くて0.1%」と言われています。

つまり、1000枚の配布で1人の来店があれば、上出来という計算です。

もちろん「チラシの出来」や「配布エリアの見込客数」によって、このあたりの数字は大きく変化します。

クライアントサロンでは、「300枚で6名来店した」なんて事も起きていますからね。

最大のメリットは、

「地域に一通り配ることが出来る」

という点です。

ポスティングの中でも、以下のように枝分かれしています。

 

自主配布

僕も自主配布は、ずいぶんと経験してきました。(笑)

勤務時代ですと、毎日1人200枚。営業前に配ってましたからね。

1人でやっても、毎月5千枚くらいなら大した負担なくこなせます。(慣れは必要ですが。^^;)

何よりコストが低いのが魅力ですね。

 

 

ポス業者

ほとんどの地域では、

「地名+ポスティング」

と検索すれば、ポスティング業者が出てきます。

地域差はありますが、おおよそA4サイズで1枚あたり「3円〜6円」ほどが相場のようです。(配布条件によります)

「自分で配る時間がない。」

「自分で配る時間がもったいない。」

という方なら、この方法がオススメ。コストはかかりますが、手間は少ないです。

 

新聞折込

ターゲットが新聞を購読している層なら、この方法も有効です。

多くの場合、地方新聞ならエリアごとの営業所単位で配布エリアも決められます。

コストはポス業者程度ですみますが、

「新聞をとってない人には届かない」

という点がデメリットですね。

 

 

ハンティング

ハンティングとはつまり、「手配り」です。多くの場合は、サロンオーナー本人、及びスタッフで行います。

最大のメリットは、

「反応率の高さ」

ですね。ポスティングが「0.1〜0.3%で上出来」なのに対して、5倍から10倍もの反応を得ることも可能です。

理由は、

 

  • 関係ない人には渡さない
  • 配布と同時に対面できる(どんな人かお客さまが見て判断できる)

 

という2点が大きいと言えます。

「時間・手間が必要になる」という点は、デメリットですね。

 

 

田村

駅前や路面など、チラシを配る時は事前に管轄の警察署への届出が必要です。

 

 

ハイブリッドな「ポスハン」

これだけで1記事書けそうですが、この「ポスハン」はかなりオススメです。

「ポスティング」と「ハンティング」のハイブリッドで「ポスハン」※田村の造語

ようは、ポスティングの要領で配布に回るのですが、

ポストインではなく「ピンポン」してチラシを手渡しします。

これは、

「サロン周辺に人通りが少なく、ハンティングはできない。」

という方に、特にオススメ!

反応率はハンティングに近い高さがあります。

事前にお客さまと対面できるので、安心感が違うのですね。

 

反応率の高さはモチロンですが、

「マンションにチラシお断りが多くて、ポスティングできない」

という状況にも対応できるという優れものなのです。

とある美容室では、

「チラシ+粗品」

をこの方法で配ったところ、その反応率は30%近かったそうです。

 

 

 店前置き

店前置きとは言葉通り、

「あなたのサロンの前にチラシを置き、手に取ってもらう。」

という意味です。特に人通りがある路面店の場合、その効果は大きいでしょう。

最大のメリットは、コストも時間もかからない点。

ある意味、店の前に置くだけですからね。

 

ポイント

店前置きのポイントとして、

「いかに興味を引けるか?手にとってもらえるか?」

ただ店前に置くだけでは、誰も手に取りません。

ブラックボードを上手く活用するなどして、

【目にとまる】→【興味をもつ】→【チラシを手に取る】

という行動まで結びつけましょう!

 

ボードのコツ

ちなみにブラックボードには、

 

  • キャッチコピーで訴求
  • 1つのメニューで訴求(内容やメリットが見て分かる)
  • 写真で訴求(スタッフの顔や店内の様子など)

 

など、あまり沢山の文字を書こうとせずに、

「いかに興味を引けるか?手にとってもらえるか?」

という点を最重要と考えてください。

特に、

「スタッフの写真を貼る」

というのは、効果的。人は、「人の顔に視線が向く」ようになっていますからね。

 

田村

キャッチコピーについては、

「サロン集客が2倍になる!キャッチコピー作り8つのポイント」」

を参考にしてください!

 

 

 

濃い見込客

店前のチラシを手に取る人は、

「よく店の前を通る人」

である可能性が高いです。サロン来店動機の1つとして、

「近いから、近くを通るから。」

というのはスゴく多いのですね。

日頃からサロンの目を通る人で、「あなたのサロンに興味をもった人」だけがチラシを手に取っていくワケですから、かなり濃い見込客です。

 

 

サロンによっては、「店前チラシが減った枚数」で、あるていど来店予測を立てるというサロンさえあります。

デメリットとしては、「人通りが店の前にない」という場合は不向きという事くらいでしょう。

これは多くのサロンにぜひ、実践してもらいたい手法です。

 

田村

今日からでも出来るので、ぜひ試してください!

 

 

店置き

店置きは、

「他のお店に自店のチラシを置いてもらう。」

という方法です。数年サロンを経営されている方なら、お願いされた経験がある方も多いでしょう。

この場合キホンは、

「知り合いのオーナーさんにお願いする。」

という事。ここから始めると、ハードルが低いです。欲を言えば、

「あなたのターゲットが通いそうなお店」

にお願いできればベスト。業種に関しては、同業以外ならOKです。最高なのは、サロン同士ですね。

たとえばエステサロンなら、

「知り合いの美容室やネイルサロンのオーナーにお願いする。」

という形です。これが出来る場合は、サロン優先で進めていきましょう。

 

置く「だけ」じゃダメ

ちなみに、「置いてもらうだけ」では、このチラシってほとんど減っていきません。

仲良しのオーナーであれば、

会計時に紹介してもらえると嬉しい!

という事を伝えておきましょう。(関係性が薄い場合は失礼にあたる可能性もあるので気をつけてください。)

 

またそれが無理でも、小さなPOPをチラシと共に置いてもらえるだけで、ずいぶん違ってきます。

POPにはモチロン、目を引くようにキャッチコピーを用意しておきましょう。

また、「業種がぱっと見て分かる」という点も重要です。

 

 

お礼を考える

いくら仲の良いオーナーであっても、チラシを置かせてもらうお礼は考えるべきです。

ストレートに何かプレゼントしてもいいですし、

うちのサロンでも宣伝しておくから、リーフレットか何かない?

とか、

顧客向けに発行しているニュースレターで紹介してもいい?

といった感じで、お相手にも何らかの形でお礼をしてください。

 

 

 

管理をしっかり。放置は厳禁。

店置き最大の注意点は、

「置いたチラシを放置せず、定期的に管理すること」

です。1度に沢山置く必要はありませんので、小まめに顔を出し、しっかり管理しましょう。

「置くだけ置いたまま」では、あなたの印象も悪くなってしまいます。

また、管理をしっかり行えば、

「どんなPOPが反応がよかった。」

といった発見もあるハズです。

 

この方法も「店前置き」同様、ほとんどデメリットがありません。

サロンにこだわる必要はないので、近くで「ターゲットが行くであろう店」にお願いしましょう。

 

田村

もちろん、そのお店はあなたも「ひいきに」して、お客としても利用してくださいね。

 

 

 

企業訪問

これはサロンの出店エリアにもよりますが、「企業訪問」というのも、1つの強力な手段です。

 

その名の通り、

「サロン周辺の会社に、ご挨拶に行く。」

というモノ。

「店置き」と同じ要領で、チラシを置いてもらうのですね。

ここでの見込客は、「会社を訪れる人」ではなく、その会社の「社員」さん。

ですから、チラシは休憩室や事務所の一角などに置いてもらえればOKです。

サロン付近の会社ですから、当然そこの社員さんは毎日、そこに出社しています。

かなり濃い見込客の「集団」なのです。

 

田村

サロン周辺に企業がある場合は、必ずやっておきたいです!

 

 

まとめ

今回はチラシの「配布」に重点をおいて、それぞれの特徴やメリット・デメリットをお話しました。

あなたがチラシ集客に挑戦する時。チラシの内容と同時に、「配布」についても十分に気を配ってください。

チラシの出来はモチロン大事ですが、

「いかに多くの見込客に、あなたのチラシを見てもらえるか?」

というのが集客のカギになります。

特に、「店前置き」なんかは、やろうと思えば明日からでも出来ることです。

ぜひ実践して、より多くの人にあなたのサロンの魅力を知ってもらう「キッカケ」を作りましょう!

 

田村さとし

チラシの作り方については、

美容室のチラシ反応率が2倍になる|7つのポイント」」

も、ぜひ参考にしてみてください。

四国は徳島より、応援してますよ!! 

 

 

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