繁盛サロンへの道

エステサロンの集客に欠かせない「お客さま写真」の増やし方

  
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エステサロンの集客に欠かせない「お客さま写真」の増やし方

サロンの集客に最も有効なのは、「ビフォーアフターの写真」。これは、間違いなく事実です。しかし、「なかなか写真を撮らせてもらえない。」と、お困りの方も多いようですね。この記事を読めば、そんな悩みも一気に解消できるハズ。

あなたのコトバよりも「お客さまの真実」

そもそもなぜ、ビフォーアフター写真が必要なのか?

「それを見せるのが1番効くから。」

に、他なりません。ライザップのCMを思い出してみてください。「何をするか?」「どんな内容か?」なんて、ほとんど触れていません。ひたすら、ビフォーアフターの連打。

平日の昼間、「健康系のサプリメント番組」を1度は見たことがあるでしょう。ひたすら、「愛飲者が語る」という形になっています。

サロンの集客においても同じ。

「ウチの技術はこんなにスゴイんです。」

と、あなたが詳細に語るよりも、

「お客さまがどうなったか?」

を見せる方が100倍説得力があります。中でもエステサロン等は、ビフォーアフター写真を活用しやすい業種ではないでしょうか?

 

快く写真撮影をOKしてもらうには?

ただし、ここで問題が出てきます。

「お客さまから、なかなか撮影許可がもらえない。」

理由はいろいろあるでしょうが、「何となく恥ずかしいし、抵抗がある」といったところでしょう。では、どうすればいいか?

あくまで「お客さまの為に」撮影させてもらえばいいのです。

あなたのサロンの為に、お客さまは撮影に協力する義理はありません。しかし、それが「自分の為なんだ」と感じられたらどうでしょうか?

例えば僕は美容師ですが、一時期、お客さまのビフォーアフターをすごく集めていた時期があります。手口は単純。

今後、●●さんのヘアスタイル作りのために、より詳細な情報をカルテに残したいと考えています。つきましては、これから施術前と施術後に、お写真を何点か撮らせて頂けませんでしょうか?

お時間はとらせません。30秒ほどで済みます。(ホントは済まない。笑)

撮影した写真は、ご希望ならメールなんかで送りします。(今ならLINEやFacebookで)

といった具合です。これは事実、顧客情報として今後活用するので、偽りではありません。「30秒」というのは少し大げさですが、時間をかけない事も相手によっては超重要です。

この方法は、美容室以外にも広く使えるハズです。しかも上手くいけば、「自然に毎回」撮影させてもらえます。

 

撮影してから掲載許可を

多くの方は、撮影する前に写真の掲載許可を得ようとします。しかし、これは間違い。ハードルが上がってしまうのです。そうではなく、

「撮影を終えてから掲載許可をもらう。」

という流れが良いでしょう。撮影後に、

今回撮影させて頂いた写真ですが、当サロンのホームページに掲載させて頂けませんか?

と、サラッと伺えばいいのです。

 

顔出しナシならOK

ここで美容室なら、「顔出しNG」がネックになります。ヘアスタイルで顔を隠してしまうと、スタイル写真にならないのです。

しかし、その他のサロンでれば、「顔出しNG」でも、全く問題ないでしょう。

たとえば、痩身などの施術であれば顔を外した写真でも問題ありません。フェイシャルなんかでも、目元を隠してしまえば、ほとんど誰だか分からないハズ。

しかしそれでも、「ビフォーアフター写真としての機能」は,十分に果たせます。顔出しに抵抗を持つ方は多いので、

お顔はこのように隠しますので、誰だか分かりません。

と、お伝えすればいいのです。

 

質よりも「数」が重要?

なお、ビフォーアフター写真やいわゆる「お客さまの声」というのは、数が多いほど説得力が増します。

これは、通販サイトなどで買い物をする時を思い出せば、容易に理解できるハズです。

「絶賛のレビューが並んでるけど、3人分しかない。」

という店よりも、

「そこそこ色んなレビューが並んでるけど、概ね良い口コミが100件以上ある。」

という店の方が、安心感が生まれませんか?また、そういったお客さまの声等が沢山ある事で、

「大勢の人がココを利用している。」

というイメージが付きます。いわゆる、人気(ひとけ)です。この人気も、サロンの集客において非常に重要なポイントなのです。

 

写真を集めるほど「お客さまがいない」問題

時々、

「まだビフォーアフター写真を集めるほど、ウチはお客さまがいないんです。」

というご相談を頂きます。しかし、そういったサロンほど、お客さまの声や事例が欲しい。ある意味、矛盾してしまうのです。

解決策は1つだけ。

まずは、友人や知人、家族にお願いする。

これしかありません。ただ、これでは数が限られてきてしまうので、さらにその人達の友人、知人を紹介してもらうのです。この場合、

「撮影協力して頂く」

という事を前提に、代金は頂かなくてもいいでしょう。僕も実際、

「モデル写真を1ヶ月で30人ほどする必要がある。」

という時には、友人や知人に紹介してもらったり、近所のショッピングモールで「ヘアモデル向き」の方に片っ端から声をかけた事もあります。美容室の業界では「モデハン」とか「ハント」と呼ばれ、地域によってはこれがアシスタントの仕事だったりするのです。

さすがにエステサロンで、「ハント」までは難しい場合も多いでしょうが、「それくらいの意気込み」で行えば、10人くらいはスグに集まるでしょう。

あなたが提供する施術にご満足頂けるなら、ドンドン集める事も難しくないハズです。

 

ビフォーアフターの注意点

ここまで、「ビフォーアフター写真を増やす方法」についてお話してきましたが、注意点があります。

「治療と誤解させるような表現は法的にNG」

という点です。解釈が難しいところでもありますが、たとえば、「治る」といった表現は当然ダメですし、著しく根拠のないモノもNG。

サロンは医療機関ではなく、あくまで「施術を提供している」というのが体裁であり、立ち位置でもります。

ちなみに美容クリニックでは、「ビフォーアフター写真」そのものの掲載が、厚生省によって禁止されているのです。

また、大手の広告メディア(たとえばホットペッパーなど)では、自主規制によってビフォーアフター写真を基本的に掲載禁止としているのです。

こういった点には注意しつつ、上手くビフォーアフター写真を活用しましょう。

 

まとめ

今回は具体的に、

「どうすればビフォーアフター写真が増えるのか?」

についてお伝えしてきました。冒頭でも言いましたが、

「ビフォーアフター写真が1番効く。」

これは間違いありません。性質上、「何らかの目に見える変化」がある施術を提供しているサロンにはなりますが、そういったお店はビフォーアフター写真をフル活用してください。

「ウチには、そういうメニューがないよ。」

というサロンなら、「お客さまの声」ですね。その場合は、「お客さまとあなたの2ショット写真」なんかがあると、より効果的です。

もしくは、中・長期的にそういった「写真で訴えかやすいメニュー」を導入するのもいいでしょう。

撮影した写真は、宝の持ち腐れにならないよう、

  • ホームページ
  • チラシ
  • ブログ
  • その他の広告媒体

などに掲載して、しっかり集客に役立ててください。ただし、掲載許可を頂く事は忘れずに。この点には、注意してくださいね。

 

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