eBook「第二章 単価アップ」
CHAPTER 2
第2章|単価アップ
〜値上げだけじゃない〜
2-1今より高いメニューを作る(松竹梅)
人は選択肢があると「真ん中」を選びます。メニューが1つしかないなら、その上に2つ作って松竹梅にしてください。
一番高い「松」は、選ばれなくてもいいんです。松があることで真ん中の「竹」が選びやすくなり、結果として今までの「梅」より単価が上がります。
2-2オプションを「込み」にしたメニューを作る
「+1,000円でヘッドマッサージいかがですか?」——これ、毎回言うのは気が重いですよね。お客様も毎回聞かれると身構えます。
だったら、最初からオプション込みのメニューを作ってしまう。「言いにくい追加販売」が「選んでもらうだけ」に変わって、単価は自然に上がります。
2-3値上げする——やり方は3つある
値上げには3つのパターンがあります。全員一斉だけが値上げではありません。
- 新規のみ値上げ — 既存のお客様はそのまま。一番ハードルが低く、告知も不要
- 既存客の値上げ幅をおさえる — 新規は1,000円アップ、長く通ってくれた方は500円アップ、など感謝を差額で示す
- 全員値上げ — 告知期間をとって丁寧に。理由(材料・技術向上)を添える
迷ったら「新規のみ」から。明日からできて、離れるお客様はゼロです。
2-4「時間単価」が高いメニューを作る
1人サロンの商品は、突き詰めるとあなたの時間です。90分12,000円のメニューは時間単価8,000円。60分9,000円のメニューなら9,000円。後者の方が「稼げるメニュー」なんですよね。
メニューごとに「料金÷時間」を出してみると、頑張って売るべきメニューがはっきり見えます。
2-5回数券・コース・都度払いを設計する
都度払いだけだと、来店は「お客様の気分次第」になります。回数券やコースは、売上の安定のためだけではなく、お客様にとって「結果が出る通い方」の提案です。
ここでも松竹梅が使えます。「都度払い/5回券/10回券」と並べば、5回券が選ばれやすくなります。
ひとつだけ誠実に:有効期限や中途解約のルールは、あいまいにせず最初に書面で伝えましょう。信頼が土台です。
2-6メニューの「言葉」を見直す
「◯◯式リンパドレナージュ70分」——プロには伝わりますが、お客様には呪文です。わかりづらいメニューは、どんなに良くても選ばれません。
メニュー名は「お客様のなりたい姿」の言葉に。たとえば「フェイシャル70分」より「フェイスラインすっきり小顔コース70分」。あわせて、メニューの数も絞りましょう。選べないと、選ばれないんです。
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