eBook「第四章 物販」

CHAPTER 4

第4章|物販
〜売り込まずに売れる〜

物販かぁ…。正直、売り込みみたいで一番苦手なんだよね。
わかります。でもこの章を読み終わる頃には、「売り込み」という言葉自体が消えているはずです。

4-1まず「売っていること」を知らせる(伝える・試す)

店販が売れない最大の理由は、値段でも商品力でもありません。売っていることをお客様が知らないからです。

一番自然な伝え方は、施術中です。「いま使っているの、これなんですけど、香りいいですよね」——使いながら伝える。気に入ってもらえたら、少し試してもらう。それだけで十分です。

✅ 今日やること施術中に使っている商品を1つ、「これ、実は店頭でも扱ってるんですよ」と伝えてみる。

4-2POPを活用する

あなたが黙っていても、POPは24時間売ってくれます。手書きで十分、むしろ手書きの方が読まれます。

書くのは、値段+「誰のための、何か」を一言。「乾燥が気になり始めた方の、夜用クリームです」のように。置き場所はレジ横・待合スペース・お手洗い。お客様が1人になる場所が狙い目です。

✅ 今日やること一番おすすめしたい商品に、手書きPOPを1枚作って置く。

4-3意識を変える(1)「売る」ではなく「教えてあげる」

考えてみてください。あなたのお客様は、自宅でのケア用品をドラッグストアで“勘”で選んでいます。肌を一番わかっているプロのあなたが黙っているせいで、です。

  • 売り込みたくないから、何も言わない
  • プロとして、その人に合うものを教えてあげる

教えてあげないことの方が、実は不親切なんですよね。

✅ 今日やること「売る」を「教える」に言い換えて、今日のお客様1人に自宅ケアのアドバイスをする。

4-4意識を変える(2)お客様の財布を勝手に想像しない

「この人には高いかな…」って思って、勧めるのやめたこと…正直、ある…。
ほとんどの方があります。でもそれ、お客様の財布の中身を勝手に想像しているだけなんです。

高いか安いかを決めるのはお客様です。あなたの仕事は、選択肢と理由をきちんと伝えること。その上で「今回はやめておくわ」なら、それでいいんです。伝えないことだけが、唯一の機会損失です。

✅ 今日やること「高いかも」と思って勧めていなかった商品を1つ、次のお客様に伝えると決める。

4-5会員制度をつくる

物販が回り始めたら、次の一歩は「会員制度」です。といっても、大げさな仕組みは要りません。

「定期購入してくれる方は◯%オフ」「会員さんは新商品を優先案内」——この程度で十分です。毎月の物販売上が読めるようになり、お客様も切らさずケアを続けられる。お互いにメリットのある仕組みです。

✅ 今日やること「定期的に使い続けてほしい商品」を1つ選ぶ。それが会員制度の主役です。
「売る」んじゃなくて「教えてあげる」か…。それなら、私にもできそうな気がする。
物販は、お客様の結果にも、サロンの売上にも効く「第二の柱」です。施術で疲れた月も、この柱が支えてくれますよ。
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