eBook「第三章 集客」

CHAPTER 3

第3章|集客
〜新規を追う「その前に」〜

3-1新規の前に。「休眠のお客様」を掘り起こす

新規のお客さん、どうやったら増えるの? チラシ? やっぱりインスタ?
その前に1つだけ。3ヶ月以上来ていないお客様、いま何人いますか?

新規集客を考える前に、まず「戻ってきてもらう」。これが鉄則です。

休眠のお客様は、あなたのサロンの場所も、あなたの人柄も、施術の良さも知っています。ゼロから信頼を作る新規のお客様と比べたら、戻ってくるまでの距離が圧倒的に近いんですよね。

やることは、手書きのハガキか、LINEを一通。「あれから3ヶ月経ちますが、お元気ですか?」——売り込みではなく、気にかけているという連絡です。費用はほぼゼロです。

✅ 今日やること顧客台帳から「3ヶ月以上来ていない方」を10人書き出す。そのうち1人にだけ、LINEかハガキを送ってみる。

3-2紹介・口コミを「仕組み」にする

45〜55歳のお客様層は、広告よりも信頼できる人の口コミで動きます。ただし、紹介は「自然に起きるのを待つ」ものではありません。仕組みにするんです。

  • 紹介カードを作る — 紹介してくれた方・された方の両方に特典を
  • 言い方を決めておく — 「同じお悩みのお友達がいらしたら、ぜひご紹介くださいね」の一言を、仲の良いお客様にだけ
  • Googleの口コミを集める — 施術後の「よかったらこちらから一言だけ…」+QRコードの紙1枚
  • ホットペッパーの口コミには必ず返信 — その返信文は、次の新規のお客様が読んでいます
✅ 今日やること一番仲の良い常連のお客様おひとりに、次回来店時「紹介の一言」を伝えると決める。

3-3【全員やるべき】Googleビジネスプロフィール

「◯◯市 エステ」と検索すると地図と一緒に出てくる、あの店舗情報です。無料で、登録しているかどうかだけで検索結果に大きな差が出ます。ここだけは全員やってください。

登録済みの方も、営業時間・写真・メニューが最新かを見直しましょう。古い情報は「このお店、やってるのかな…?」という不安のもとです。

✅ 今日やることスマホで「あなたの地域名+業種」を検索して、自分のサロンが出てくるか・情報が正しいかを確認する。

3-4インスタは「名前欄」で検索される

インスタで集客したいなら、投稿を頑張る前にプロフィールの「名前」欄です。ここは検索の対象になるので、屋号だけではもったいない。

「サロン名|地名(駅名)+業種」——たとえば「サロン◯◯|△△駅 フェイシャルエステ」。これだけで、地域で探している人の検索にヒットするようになります。

✅ 今日やることインスタのプロフィール名前欄に「地名+業種」を追記する。

3-5SEO(検索対策)は基本の「キ」だけでいい

難しい話は全部忘れてOKです。覚えるのはこれだけ。

  • 「地名(駅名)+業種」
  • 「地名(駅名)+メニュー名」

あなたのお客様は、この組み合わせで検索してやって来ます。ホームページやブログのタイトルに、この言葉が入っているか。まずはそれだけ確認してください。

✅ 今日やること狙うキーワードを1つ決めて、実際にスマホで検索してみる。あなたのサロンは何番目に出てきますか?

3-6ホットペッパーは「クーポンのトップ2つ」で決まる

掲載している方向けの話です。ページの中で一番見られているのは、クーポンの上から2つ。ここに「売りたいメニュー」が来ていますか?

  • クーポンのトップ2つが超重要。並び順を見直す
  • コピーの文言やクーポン名は内部検索でヒットします。お客様が探す言葉を入れる
  • 新規に見せるメニュー数は絞る。多すぎると選べなくなり、予約は減ります
✅ 今日やること自分のページをスマホで開き、クーポンの1番目・2番目が「売りたいメニュー」になっているか確認する。

3-7「ネットが苦手」でもできる集客は、こんなにある

ネット系が苦手な方、安心してください。アナログ集客は、今も現役です。特に50代のお客様がターゲットなら、なおさらです。

  • 新聞折込 — 50代女性ターゲットには『今も効きます』。ただし「わかりづらいメニュー」は売れません。誰向けの何なのかを一言で
  • 店前看板・のぼり・A型ボード — 意外と見直されていない集客資産。毎日、店の前を通る人の中には、見込客が沢山います
  • 近隣の異業種店と相互紹介 — 美容室×ネイル×エステなど、お客様層が同じで競合しないお店と組む
✅ 今日やることお店の前を「初めて通る人」のつもりで歩いて、看板を見る。何のお店か、3秒で伝わりますか?

3-8新規のお客様の「最大の不安」を消す

メニューも料金もちゃんと載せてるのに、予約につながらないのよね…。
お客様が本当に不安なのは、料金より「どんな人が、どんな雰囲気の中で施術してくれるのか」なんです。

1人サロンは「担当者ガチャ」がない代わりに、「どんな人か分からなければ怖くて行けない」場所でもあります。この不安を消すのが、ショート動画や「あいさつ」投稿です。

あなたの顔、声、店内の空気感。上手に作る必要はありません。「見える」こと自体が安心なんですよね。

✅ 今日やることスマホでかんたんな「あいさつ」動画や、画像投稿を作ってみる。

3-9広告は「認知どり」を意識する

広告を出すなら、いきなり「売る広告」ではなく、まず「知ってもらう広告」。人は知らないお店にいきなり予約は入れません。「見たことがある」が積み重なってから、はじめて選ばれます。

広告は奥が深いので、このeBookでは考え方だけ。「認知→信頼→予約」の順番を飛ばさない、と覚えておいてください。

3-10集客の「導線」で新規を逃していませんか?

最後に、せっかく興味を持ってくれた人を逃さないための話です。

  • メールやフォームで希望日時を送ってもらい「返信待ち」——この導線、もう通用しません。ネット予約システムは必須です
  • LINE登録→リッチメニューからネット予約、はアリ。ただし「LINEをかまさない方が反応が良い」場合もあります
  • 全部ホットペッパー予約に誘導、は間違いではないけれど、SSプラン(従量課金)の方は手数料に注意
✅ 今日やること「新規のお客様のフリ」をして、スマホで自分のサロンを予約してみる。予約完了まで何タップかかりましたか?
やること、けっこうあるんだね…。私、全部できるかな…。
だから「その1」を思い出してください。全部やらなくていいんです。この中から1つだけ、今日やる。それで十分です。
▶ 第4章「物販」へ進む

▼ 読みたい章へジャンプ

© 2026 サロン集客部