第3章 コンセプトのお話

コンセプトがしっかりと定まると…。ライバルが減ります。

そして、たとえ同じようなメニューで他店より高くても、「あなたのサロンに行きたい」と、より多くの人に、感じてもらえるのです。

コンセプトってカンタンに言うと、

「なぜ、あなたのサロンを選ぶべきなの?」

という、お客様の素朴なギモンに答えるモノです。

似たようなメニューを扱うサロンが、数多くある中で…。

価格で言えば、もっと安いサロンもある。

立地で言えば、もっと通いやすい場所にもサロンはある。

そんな中、なぜ、あなたのサロンを選ぶべきなんですか?

厳しい言い方になりましたが、実際にお客様は無意識に、そう感じています。あなたも、「買い手の立場」の時、同じように感じているハズです。

そこで重要になってくるのが、本章の「コンセプト」です。

分かりやすい例を出しましょう。たとえば、

「ウチは青果店です!」

というよりも、

「他で手に入らない、南国フルーツ専門店です!」

の方が、ライバルは減りますよね?

また、「この店に行くべき理由」も明確です。(ただし、「他で手に入らない、南国フルーツ」が欲しい場合に限ります。)

同じように、

「ウチはエステサロンです!」

というよりも、

「ウチは痩身エステ専門です!」

と言った方が、ダイエットに興味のある方には、響きます。

「でも、ウチは痩身だけじゃなくて、脱毛やフェイシャル、まつエクもオススメなの!!」

そのお気持ちは、よく分かります(笑)

そして、その気持ちこそが、最大の罠です。

「アレもコレもいいですよ!」と言ってしまうと、結果的に特徴がボヤけてしまい、ライバル競争にも巻き込まれやすくなってしまう。そうすると、価格で比較されてしまいやすくなるのです。

メニューで絞る

「じゃ、コンセプトって、どうやって決めればいいの??」

というところですが、ご安心ください。実はカンタン。

「メニューで見せ方を絞る」コレでOK。

いくつか例を挙げますと、

・40代からの美肌フェイシャル専門店
・夢見心地のヘッドスパ専門店
・大人のナチュラル派アイラッシュサロン
・50代からの美しい指先をジェルネイルで

といったように、可能なら「ターゲットをふまえて」、あなたのサロンのイチオシメニューや、得意なメニューで勝負していけばいいのです。

ターゲットで絞る

もう1つ、別のパターンもご紹介しておきます。

「ターゲットで絞る」というのも、良い手です。

たとえば前章でお話した、「オタク専門美容室」なんていうのは、好例ですね。「大人のナチュラル派アイラッシュサロン」も、コチラ側の手法です。

また、僕は開業当初、「1席サロン」というコンセプトで勝負していました。

これは周辺の競合をリサーチしてみた結果、当時の美容室で「1席しかない」というサロンが見当たらなかったから。結果的に、このコンセプトはウケました。

ひとまずシンプルに、「メニューで絞る」という方法が、多くの場合はカンタンかつ効果的です。

ぜひあなたのサロンも、「ライバルが減って、他店より高くても売れるサロン」に、なってくださいね。

(※コンセプトの注意点)

唯一無二になる必要はない。

これは、覚えておきましょう!

たとえば、何かに特化しようとするあまり、「超マイナー」なメニュー名で売り出す。すると、

「理解できる人が少ない=伝わらない」

という事態が起こります。

多くのサロンは、そもそも「絞る・特化して見せる」といった事そのものを、やっていません。だから、マニアックにならなくてもいい。

あなたのサロンは、「メニューで絞る」「ターゲットで絞る」といった手法でコンセプトを立てるだけで、OKです。

まずは(案)や(仮)で構いません。紙に書き出してみて下さい。コツは、「とにかく、書き出しまくってみる。」です。

ぜひ、「コンセプト」を立ててみて下さい。

注意が必要なワード

ここ、難しいところなんですが、コンセプトやメニュー名って「何でもあり」ってワケではありません。例えば、以下のような表現には「客観的な根拠」が必要です。

・地域No.1
・顧客満足度No.1
・口コミランキング1位
・医師の90%が推奨
・日本初
・地域唯一
・業界最高
・最高級
・予約が取れない人気店
・○万人が実感
・改善率98%
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