第6章 達成できる目標設定

目標を正しく設定すると、「迷子」になりません。
迷った時、悩んだ時に「立ち返る場所」が目標。
そして、「今すべき事が明確になる」これも、目標設定の力ですね。
結論から言いますと、「達成できる目標設定」とは、
「欲しい成果から逆算して、具体的にしていく」
ということが、重要です。
たとえば、
・目標 月商100万円
・現状 月商50万円
・単価 1万円
・来店頻度 月1回
という場合。
「目標達成のためには、あと50人お客さまが必要」って、明確になりますよね?
ここで初めて、
「あと50人に来てもらうには、どんな集客を行えばいい?」という、具体的な話になるワケです。
あるいは、
「今は単価が5千円しかないから、1万円にするには?」とか、「月に1回の来店を、月2回に増やす方法はないかな?」といった事も、考えられます。
多くの方は、
「今の月商が20万だから、目標は30万で…」といったように、「今を起点に」目標設定します。
「本当に欲しい売上」が30万の場合は、これも問題ありません。
でも本来は、
「本当に欲しい成果」という目標が、まず山のてっぺんにあって。「そこから下りてくる(逆算していく)」
というイメージで、具体的にしていくのが良いです。
そこで初めて、
「この数字が低いから、こうしたい。そのために今できることは…」と、「今の行動」に、繋がっていきます。
そして、目標から逆算してきた「今すべきこと」は、結果的に「最終的な目標に至る道」と、なっているワケです。
まずは、あなたのサロンも「本当に欲しい成果」を、目標にしてみてください。
ただし、「計測可能なモノ」かつ「現実味のあるモノ」に、してくださいね。
「いっぱい稼いで、豊かに暮らす!」みたいな目標ですと、計測できないので。
まずは、最も分かりやすいところで、「売上目標」を、宣言してみましょう!
高い目標の
メリット・デメリット
ちなみに「高い目標を掲げること」には、メリット・デメリットが存在します。
(メリット)
多くの場合、「控えめなもの」よりも「本当に欲しい成果」を目標とした方が、単純にモチベーションになります。
例えば、「今より+10万円」という目標を掲げた場合、「売上を伸ばすために取り組むべきこと」と、「+10万円」が、あなたの中で無意識に、秤にかけられるワケです。
この時、「面倒だし…」「タイヘンそうだし…」「何かと忙しいし…」「来月から…」といった心の言い訳が勝ってしまえば、あなたは行動できません。
「本当に欲しい成果」を目標とした場合、「こんなに素敵な成果が手に入るなら…」というモチベーションは芽生えやすくなります。
(デメリット)
個人差はありますが、高い目標が「全くピンとこない」という場合もあります。
この場合、「ピンときてないもの」に対して、人は頑張れるでしょうか?ちょっと難易度が高いですよね?
そういった意味で、「イメージが全く湧かない・ピンとこない」という目標は、あまりプラスに働かない可能性が高くなります。
カンタンに言えば、高い目標には、このような両面が存在します。
なので目標は、人に決められたモノではなく「あなたが本当に欲しい成果」にすると、良いです。
売上目標は
「ピンとこない」
というアナタへ
「売上(=数字)の目標は、いまいちピンとこない。べつにワクワクもできない。」
という方も、いらっしゃいます。その場合は、
「叶えたいこと」であったり「理想のライフスタイル」など、「なりたい状態・やりたいこと」を目標にするのがオススメです。
「で、そのためには、どれくらい売上があるといいの?」
という、逆算ですね。
注意点としては、必ず最終的に「数字」に落とし込んでください。計測可能にするため、また経営をカンタンにするためです。
1人サロンであれ、大規模サロンであれ同じで、経営は「数字に置き換える」ことができると、カンタンになります。
「数字に置き換えるべき」という話じゃないんです。難易度が下がります。
なので、あなたの叶えたいことが何であれ、最終的には「数字」に落とし込んでください。


