第7章 リピートの奥義

リピート率というのは、サロンにとって「生命線」です。
多くの人は「集客さえ上手くいけば..」と考えがちですが、どんなに集客が上手くいっても、リピートが悪ければ「ザル状態」です。
そのまま、いくら集客をがんばっても、売上が伸びていかない。もしくは、ソコソコで頭打ちとなってしまいます。
逆にリピート率が高ければ、少ない新規数でも、しっかりと売上は伸びていくのです。
そんな「サロン経営の要」とも言えるリピートですが、今回はその「奥義」とも言えるポイントを、お伝えします。
①ファーストボイス
前置きが長くなってしましましたが…
その奥義とは、「ファーストボイスのクリア」です。
「ファーストボイス」=「お客さまが最初に発した、希望や悩み」
ココを、【何がなんでも】クリアしてください。
極端な話、
「10キロ痩せたい」というのがファーストボイスなら、それを実現するのが、あなたの至上命題となります。
とはいえ、です。現実的に「今日1回きりで、10キロ痩せてもらう。」というのは、不可能ですよね。その場合、
・どれくらいの期間
・どれくらいの頻度で
・どういったメニューを受ければ
それが実現するのか?具体的に、お伝えしましょう!
また、「ご予約頂いたメニュー以外のモノ」がオススメなら、それも伝えるべきです。オプションや商品も必要なら、それも100%伝えましょう!
伝えた結果、「買う・買わない」は、お客さまの自由なので、気にする必要はありません。
あなたがすべき事は…。
「プロとして、ファーストボイスのクリアの為に必要なコト・モノを100%、お伝えすること。」
たまに、
「プラスのご提案をするのが、気が引けて・・・」という声を聞きますが、それはプロの仕事ではありません。
まして、
「お客さまの財布の中身を、勝手にイメージする。」なんて、すごく失礼なことですからね。
ぜひ、あなたのサロンでも明日から…と言わず、「今日から」実践してみてください。
また、あなたのサロンで、「ファーストボイスあるある」が、存在するなら、
・よくあるファーストボイス
・それに対するあなたからの提案
を、紙に書き出してみましょう!!!
ファーストボイスはある程度、パターン化できるものです。
事前に「どう受け答えするか?」練り上げておけば、万全の体制でカウンセリングに挑めますからね。
【余談】
カウンセリングで大切なのは、「イメージの共有」です。
「今日、もしくは近い将来。目の前のお客さまは、どんな状態を望んでいるのか?」
そして、「こうなっていきますよ。」という、あなたがが提案するイメージと、「お客さまの希望」が、しっかり合致しているのか?
ココには、細心の注意を払ってください。
これが噛み合ってないと、いくらファーストボイスを意識したところで、的外れになってしまいかねませんからね。
②眠っているお客様
ファーストボイスに続いて、ぜひ、試してほしいことがあります。それは、
「眠っているお客様へのアプローチ」
です。
ここで言う「眠っているお客様」というのは、
「来店されたことはあるけど、ここしばらく、ご来店がないお客様」
のことです。
一般的には「失客」という判断になっている方達のことですね。
実はこのお客様、きちんとアプローチすることで、一定数は再来店いただける可能性が、割と高いです。
なぜなら、失客理由の第一位は「何となく…」だから。
サロン側からすれば、「何か気に入らない事があったのかな?」とか「もう飽きられちゃったのかな?」って思ってしまうんですが。
実際、そういう方は、ごく少数というのが事実です。
では、具体的には何をすればいいのか?
これもカンタンです。
①失客リストをまとめる
②その方々に、お手紙を出す
この2ステップでOK。
ただし、売り込みはナシで。あくまで、
・ご挨拶
・近況を伺う、伝える
・「またいつでも、お気軽にどうぞ」と伝える
・可能であれば、その人にだけ宛てた内容を少し書く
これでOKです。
一定数のお客様は、
「思い出すだけで」
再来されます。
また、来店期間が空くことで、
「次に行くの、ちょっと気まずくなちゃったな…」
と感じたまま、ご無沙汰になっているという方もいます(→リアルにうちのお客様にもいました)。
そういう方は、今回のアプローチだけで、また再来してくださったり。
そこでしっかり喜んでいただければ、また通い始めてくださったりします。
ぜひ、お試しください。
③リピートに大きく影響
「どのように集めたか?」
リピートの話をする上で、どうしても触れておきたいのが、
「どのように集めたか?」で、リピートは大きく変わる
という点です。
すごく分かりやすい例で言えば、「安売りで集めたお客様」は、どうしてもリピート率が悪くなります。
また、これはあくまで経験と肌感ですが、「価格帯に比例して、リピート率は高い」という傾向もあります。これは一概に、
「高いほどいい」
「割引すべきじゃない」
といった話ではないんですが、覚えておいて損はないかと思います。あなたは「どのように」お客様を集めていますか?集めようとしていますか?



