自宅サロンが「口コミだけで」集客する具体策!「紹介の輪」が広がるサロンはコレをやっている。
こんにちは、田村です。僕が自宅サロンや個人サロンオーナーにオススメしている、口コミ集客。
今回は、その「仕組みづくり」について、詳しくお伝えしていきます。
口コミのパターンを知って実践すれば、あなたのサロンにも口コミを起こすことが出来るのです。^^
紹介の輪
サロンにおける口コミって、「紹介の輪」だと僕は捉えています。
「Aさんが、Bさんを。Bさんが、Cさんをサロンに呼んでくれる。」
そんなイメージ。
ですから大前提として、「お客さまとの信頼関係」が第一。
その上で、
このサロンを必要とする人が周りにいれば、ぜひご紹介ください。
というメッセージを、色んな手段で伝えること。
口コミを広げるノウハウは他にもありますが、まずはこれが、口コミ集客の「核」となります。
「紹介してほしい」を伝える
「紹介してほしい」というあなたの気持ちを伝えること。
これにハードルを感じる方が多いようですが、勝手に紹介してくれたら、それは棚ぼたに近い。
現実には、そこに頼っていてはダメです。あなたからアクションを起こし、
「紹介を広げる仕組みをつくる」
という意識をしっかりと持って、取り組みましょう!
「誰を?」を伝える
では、「どなたかご紹介して頂けませんか?」と言えばいいのか?というと、少し違います。
漠然とした要望には、人は応えづらいものです。そうではなく、
「具体的な人物のイメージ」
が浮かぶと、グッと紹介しやすくなります。
例えば何気ない会話の中で、お客さまの妹さんの話題が出たとします。
Aさんの妹さん、ホントに面白い方ですね〜。ぜひまた一緒にいらして下さいよ。^^
といった感じですね。
こちらから「指名」してしまうワケです。^^
想像力を働かせてみてください。
「あなたのサロンは、どんな場面で、どんな人に紹介される可能性があるのか?」
たとえば先ほどの例なら、
「Aさんが仲良しの妹さんと、いつものカフェでランチしている時。」
かもしれません。
この時、たまたまネイルの話題になればいいですが、そう都合良くはいかない。
しかし、こちらから事前にアクションしておく事で、
そういえば、いつも行ってるネイルサロンの人がさぁ〜。
と、話題に上げてもらえる可能性が上がります。
「その時、その場面」で思い出してもらう。
毎回イメージ通りとはいきませんが、逆指名はこの効果を持っています。
またこの時、普段からLINE@などを送っていれば、その場でスマホからホームページやブログにアクセスされる可能性もある。
もしくは、覚えやすく検索しやすい「キーワード」をハッキリ伝えておく事で、検索して頂けるかもしれません。
「お客さまが、いつでもどこでも、サロン情報にアクセスできる」
この状態を事前に作っておく事も、「紹介の輪」を広げるためには重要です。
LINE@やニュースレターの活用
口頭で、「●●さんを紹介してほしい。」という旨を伝えることも重要ですが、他の手段も併用すると、より効果的です。
たとえば最近は、LINE@などを導入しているサロンが多いですよね。
僕のクライアントさまなら、ニュースレターを発行しているサロンも多いのですが、この中で、
「ご紹介キャンペーン」
をたまに行う。ポイントは、「たまに」という点です。目安として年2回ほど。
この時の特典を、ケチらず「良いモノ」に設定しておくと、期間内に一気にご紹介が増える場合もあります。
ただし、やはり日頃から口頭でもお伝えしておかないと、効果は落ちるのでご注意ください。
スゲー紹介してくれる「キーマン」の存在
ちなみに、「口コミを広げてくれるキーマン」が、そのうち必ず現れます。
僕の経験談ですと、1人で10名以上のご紹介をくださる方が、ポツポツといらっしゃるのです。
そういった方は、「リアルでの影響力が強い」ことに加えて、「あなたを応援してくれる人」と言えます。
当然ながら、大切にしましょう。(笑)
「紹介カードの善悪」
ちなみに、昔からある手段として、「紹介カード」もありますね。多くの場合、
- 紹介カードをお持ちで来店の新規様に●%OFF
- ご紹介して頂いた方に、次回来店時●%OFF
という形です。
「今時、そんなんでお客は来ないよ!」
という人もいますが、おそらくその人は経営素人か?自分のサロンでやった事がないか?やって失敗したのでしょうね。(笑)
僕はこの手で、めちゃくちゃ紹介を増やした時期があります。
つまり紹介カードには、一定の効果が今もあるのです。
ただし、効果的な使い方が少し複雑な点。また、「使った方がいいサロン・そうでないサロン」があるので、万人にはオススメできません。
これについては「1記事レベル」のボリュームになってしまうので、またの機会にお話します。
ひとまずあなたは、使わない方向でOKです。^^
イベントの開催
イベントの開催というのも、1つの「口コミを起こす原因」となります。
難しく考える必要はありません。顧客向けに、
- お花見大会
- スノボツアー
- ランチ会
- 忘年会、飲み会
などを開催するだけでOKです。
この時必ず、「イベントの楽しそうな写真」を沢山撮影しておきましょう!
これは、次回のイベント告知に使えるからです。
「前回のイベントは、こんな感じで開催しました!」
と、写真で見せることができます。普段から店内に飾っておいたりするのも良いですよね。^^
「楽しそうなコミュニティ」
は気になるもの。これも、口コミの原因となるのです。
サロンの口コミを加速する「イベント」に関しては、こちらで詳しくお伝えします。
SNSでの「繋がり」
日頃から顧客と「SNSでの繋がり」を持っておく事ができれば、口コミ効果をさらに発揮しやすくなります。
- フェイスブック
- インスタグラム
- ツイッター
などなど。他にもありますが、メインはこの辺りですね。
「類は共を呼ぶ」
と言いますが、やはりお客さまの友人には、属性の似た方が多いのは事実。
間違っても、いきなり「お客さまの友人に友達申請」とか行ってはいけませんが。^^;
例えば、
- あなたのサロンの投稿に、お客さまのAさんが「いいね!」してくれた。
- あなたのサロンの投稿を、お客さまの Aさんが「シェア」してくれた。
- お客さまのAさんが、サロン来店時の様子などをSNSで「投稿」してくれた。
これらは全て、
「AさんとSNSで繋がる友人・知人の目に触れる可能性がある。」
ということです。
ネイルと美容室ならインスタ!
余談ですが、SNSはその媒体ごとに特性が違います。
- フェイスブックは「写真+テキスト」
- インスタは「写真+ハッシュタグ(#)」
- ツイッターは「テキスト+ハッシュタグ」
がメインと言えるでしょう。ここで特に、「2018年現在」注目したいのが、インスタです。特に、
「商品・サービスを写真だけで伝えることができる業種」
にとって、インスタは有効活用できます。
たとえばネイルサロンなら「ネイルデザイン」。美容室なら「ヘアスタイル」です。
特にインスタを使う世代がメインの客層なら、使わない手はないでしょう。
「インスタ口コミ」
は、現実に起きている口コミ現象の1つなのですから。
見込み客はどこにいる?
SNSを口コミ集客に活用しようという場合。最も重要なのは、
「そこに、見込客が多く集まっているのか?」
という点です。
実はここが最重要となりますので、あなたの業種・あなたのサロンとよく照らし合わせて、SNSを見ておくと良いでしょう。
情報不足を解消せよ!
ちなみに、「情報不足」は命取りです。たとえば、AさんがBさんにサロンを紹介してくれたとします。
でも・・・
Aさん:「そういえば、あのサロン、行った?」
Bさん:「それがさぁ、道がよく分からなくて。(笑)」
Aさん:「えー?説明したじゃん。だからC駅のB改札おりて・・・」
Bさん:「方向オンチなのよねぇ〜ワタシ。」
こういう事は、実際によくあります。
グーグルマップが使えない。それではたどり着かないという女性も多いです。^^;
これは、サロンの情報提供不足。
「ホームページを見れば、小学3年生でもたどり着く。」
という状態にしておくべき。他にも、お客さまの不安は尽きません。
「店内の雰囲気はどうだろう?」
「実際、どんな人なんだろう?」
「自分好みだろうか??」
ご紹介の場合、こういった不安は通常よりも緩和されます。だから、口コミは強い。
とはいえ、「お客さまは不安のカタマリ」です。
こういった不安を事前に緩和できるように、サロンの情報を開示しておくこと。
たとえば、
「ホームページさえ見てもらえれば、十分な情報がある。」
という状態を作っておき、
「●●」と検索すれば、うちのホームページが出ます。
と、常日頃からお客さまに伝えておく。もしくは、そういった内容をLINEやメルマガ、ニュースレターで伝える。SNS等で発信しておく。
そういう努力が、
「口コミ増加の可能性」
を広げてくれるのです。
お礼は必ず
ちなみに、ご紹介いただいた場合は、
- ご紹介者
- ご紹介による来店者
共に、キッチリお礼を伝えましょう。管理不足で、
「ご紹介にお礼を伝え忘れた。」
という事があってはなりません。
ご紹介くださって、本当に嬉しい!
ご紹介で来店いただいて、本当に嬉しい!
という素直な気持ちと共に、お礼を伝えましょうね。^^
どのように紹介されたのか?
口コミ集客にも注意点があります。
ご紹介の場合なら、
「どのように紹介されて来店されたのか?」
また、「誰の紹介」という程ではないけど、噂で・・・という、まさに口コミの場合は、
「どんな話を聞いて、来店されたのか?」
必ず、お伺いしましょう。
紹介客、口コミ客というのは、ナイーブな側面も持っています。
もし、事前のイメージと大きく違えば、違和感を感じてリピートされない・・・なんて事も起きるのです。
来店動機でいえば、「紹介」ですが、「どんな紹介か?」という中身はしっかりヒアリングしておきましょう!
まとめ
今回はサロンの口コミ集客について、一通りお伝えしてきました。まずは一気にやろうとせず、冒頭でお伝えした
「紹介の輪」
の項をもう一度読み返して、実践してください。確かに手間ではあるかもしれませんが、
「全くの新規客をサロンに連れてくる」
これを例えば広告で行えば、経費がかかります。また、仮にブログで行うなら、相応の手間と時間がかかります。
口コミ集客においては、一般の集客に比べれば「少ない手間」で。
しかも経費もほとんどかかりません。
ぜひ、あなたのサロンでも取り入れて、口コミの輪を広げてくださいね。
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