経費ゼロ|サロンの口コミ集客を増やす「イベント開催」の具体例
こんにちは。田村です。サロンで「口コミ集客の仕組み」をつくる上で、1つの武器になるのが「イベント」です。
実はサロンでイベント開催ができると、口コミ集客を強力に後押しします。
今回は、「どんなイベントを、どのように?」という、疑問の多いサロンのイベント開催について。
具体例を交えながら、分かりやすくお話します。
楽しめればOK
まず気軽に取り組みやすいのが、「楽しめればOK系」のイベント。
軽いノリに見えますが・・・。実際、軽いノリで開催します。(笑)
しかし、効果は絶大。
なぜなら、「話題」になりやすいから。
具体的には、サロン主催で、
- お花見
- スノボツアー
- 飲み会
- 日帰りバスツアー
- 温泉同好会
- 他●●同好会
- 共通の趣味の会
- ●●を観に行こう!ツアー
などなど。いろんなモノが浮かびます。で、実際僕も上記の多くを開催しました。^^
まずは、
「楽しんで頂けるモノであること。」
「参加したい!という人がいそうなもの。」
であれば、何でも構いません。(お客さまに実際うかがえばいい)
また、
参加資格は特にありません。ぜひ、お友達やご家族もお誘いください!
という旨をしっかりとお伝えしておきましょう。
「1人で行くのはちょっと・・・」
という方もいらっしゃいますし。サロンを知って頂くキッカケにもなります。最重要なのは、
- あなた自身の「人となり」を、「お客さまの知人」に知ってもらう機会になる。
- お客さまとサロン「以外の場」で繋がり、より強固な関係をつくる。
この2点です。
ただ、難しく考える必要は全くナシ!
イベント開催=上記の効果を含んでいますからね。^^
スーパーインパクト
ちょっと変化球になりますが、
- とにかく「オモシロイ!」
- とにかく「インパクトがある!」
こういったモノは、一気に話題となる可能性が強いです。
たとえば、僕の考案ではありませんが、
「死んだらごめん」ツアー
危険な雪山を登山する。とんでもないバンジージャンプを皆で飛ぶなど。
とにかく「危険がつきまとうような企画」を主に開催。
「サイババに会いに行こう」ツアー
サイババの超能力は本物なのか?実際に会いに行って確かめる。
サイババのいる修道院に宿泊してサイババに会うというガチツアー。
など。^^;
こういった「話さずにはいられない体験」をイベント化し、話題になったお店も存在します。
役立つイベント
ここまでお話してきたような「楽しめればOK系」のイベントとは別に、「お役立ち系」のイベントもオススメです。
例えば、
「イタリアンのシェフが主催する料理教室」
などが人気だったりましますが、これもその一種。僕が実際に行ったイベントで好評だったものをご紹介すると、
お家でも3分で出来る!アイロンを使った巻き髪講座
実際にお使いのアイロンを持参して頂いて、なりたいスタイルに合わせて使い方をレクチャー。
簡単なコツや、必要なスタイリング剤などもアドバイス。
アイロンをお持ちでない場合はサロンの物をレンタル。購入希望者がいれば、予約注文をもらう。(一定数必ずいる。)
失敗しない「セルフ前髪カット」講座
カットハサミをお持ちの場合は持参いただく。ない場合はレンタル。
失敗の前例も伺いながら、
「絶対に失敗しない、自分で行う前髪カット」
をレクチャー。ご希望の方には、安価でも使えるカットハサミを受注。
失敗しない「お子様の前髪カット」講座
上記と似た講座ながら、「人の前髪をカットする」というのはセルフカットと似て非なるもの。
特に小さなお子様の前髪カットにテーマを絞って開催。
可能な方は、実際にお子様連れで。お一人参加の場合は、練習用ウィッグを使用。
全員、事前に練習用ウィッグでレクチャー。
美容室にはカット練習に使ったウィッグが山ほどあるので、経費はかからない。
まぁ、他にも色々やったのですが、上記はどれも好評でした。^^
これは美容室でなくとも、色んな企画が可能です。
例えばエステサロンなら、・・・フェイシャルのホームケア。自宅で出来る簡単エステ。「太りにくい」食事セミナー。etc・・・
リラクゼーションサロンなら・・・肩こり解消ストレッチ講座。腰痛改善セミナー。
などなど。難しく考える必要はありません。
あなたが「教えられる事」で、「お客さまに役立つモノ」
であれば、何でもイベント化できるのです。^^
副産物
イベントの副産物として必ず一定数、
- その場で商品が売れる
- 次回の予約を頂く
- 新規のご予約を頂く
といった事が起きます。
ただし、「コレを売りたい!」とか、「この人、予約してくれないかなぁ。」といった事は、イベント中、一切考えないでください。
あくまで、
「イベントに参加頂いた方に、ご満足いただくこと。」
これが最優先であり、他は副産物と捉えましょう。下心は、見抜かれるものです。(笑)
社会的に役立つイベントなら・・・
あなたが考案したイベントが、「社会的にも役立つ」というモノになった場合。
地域の新聞や地域情報誌に、プレスリリースを出しましょう!
カンタンに言えば、
「当店では、こういったイベントを定期開催しております。●●な方のお役に立てるイベントですので、ぜひ取材に来ていただけませんか?」
といった内容を、書面で送ればいいのです。
内容、タイミングにもよりますが、一定の確率で取材に来てくれて、記事にしてもらえる事があります。
イベント開催予告
イベントは少人数で全然OKですが、
「たくさん集まってほしい!」
という時もありますよね?
イベントそのものに集客する場合、「事前の予告」で9割決まります。
映画やドラマもそうですよね。公開前の予告を徹底しています。
イベント集客の時も、あらゆる手を使って、
●●(日時)より、●●(場所)で、こんなイベントを開催します!!
という旨を、顧客にお伝えするのです。
- 店内で口頭
- 店内POP
- 店外POP
- メルマガやLINE@
- ニュースレター
- ブログやホームページ
- 場合によってはDM
- SNS
などなど。あなたが持っている、ありとあらゆる媒体やチャンネルを活用してください。
具体的には、開催1ヶ月〜2ヶ月前に、予告をスタートしましょう!
予告をしっかり行った上で募集すれば、
「お客のニーズ」
を外さない限り、閑散としたイベントにはならないハズ。
なお、お客のニーズは当然、普段の会話で探っておきましょう。^^
イベント後が重要!
イベント前も大事ですが、
「イベント後に何をするか?」
で、次のイベント集客が決まります。ここで最重要となるのは、
「楽しそうなイベントのレポート」
を、公開すること。
下の写真は、僕のランチ会からの1枚です。^^
これも予告の時と同様、「ありとあらゆる媒体で」レポートを公開しましょう!
具体的には、
- 開催時の楽しそうな写真(複数)
- 参加者のお声など(できれば欲しい)
などですね。^^
たとえば僕も、ランチ会など開催した際には、こうしてレポート記事を書きます。
こういうのがあると、
「楽しそう!」
「次、あったら行ってみたいな。」
という方が増えるものです。特に女性が対象のイベントは、
「楽しそうな雰囲気写真」
が、ある意味「命」とも言えます。
注意点として、
「写真の公開許可」
は必ず事前に頂いてください。顔出しNGの方は「ハートマークで隠す」などの配慮が必要です。
こうしてイベントレポを作っておけば、次回別のイベントを開催する時も、
「前回はこんな感じで楽しんで頂けました!」
と、お見せする事ができますよね。^^
参加費は??
ちなみに、このイベントのポイントとして、
「利益を出さないこと」
これも重要です。イベントはあくまで、
「お客さまに喜んでいただく。」
これが目的であって、利益は必要ありません。
僕のランチ会なども完全に飲食費の実費のみ。
サロンで僕が開催してきたイベントも、お金がかからない場合は無料。
飲食などお金がかかる部分のみ、実費という形で行ってきました。
お得意様にだけ・・・
少し付け加えておくと、
「お得意様だけご招待の●●」
といったイベントもいいですね。カンタンなもので言えば、ランチ会を主催してサロン側で支払うとか。
お得意様は、特別に扱いましょう!
またイベントでなくても、
- 新メニュー導入時に、お得意様のみ無料でお試し。
- 新商品導入時に、お得意様のみ無料サンプルのプレゼント。
なども効果的です。
無料サンプルなんて、メーカーに存在しなくても自分で作ればいいワケですし。
メニューのお試しだって、いきなり導入するよりも、予告しながら行った方が、結果的に売れますしね。^^
「自分も楽しむ!」が1番
イベント開催は何よりもまず、話題を生みます。さらに言えば、
「お客さまからのご縁が広がっていく可能性」
「お客さまとの距離が一気に近づく可能性」
も、持ってるのです。
今回ご紹介した、
- 楽しい系
- 役立つ系
まずはどちらでも良いので、あなたが「やりやすい」と感じる方から始めてみてくださいね。^^
最後に。
「あなた自身も、楽しめるイベントであること」
これも忘れないでください。
あなた自身が楽しめないなら、そのイベントは結局、長続きしないからです。
逆に楽しいモノなら、ニーズがあれば「ロングセラー」になる可能性も高いのですね。
ぜひ、あなたのサロンの口コミ集客強化に、今回のイベント開催も活かしてください。
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