自宅サロン開業が「失敗する」7つの原因|これで自宅サロンは失敗しない!
こんにちは、田村です。自宅サロンの増加に伴って、ご相談が増えています。
今回は「自宅サロンの失敗原因」を明らかにしつつ、成功サロンに導く方法もあわせてお伝えします。
集客ができない
「自宅サロンだから、集客できないのか?」
モチロン、そんな事はありません。クライアント様の中には、
など。他にも成長著しいサロンが多いです。
問題は、手段を持っていないサロンが多いこと。
そもそも「集客活動」を行っていない状態なのですね。集客の手段そのものは、色々とあります。
- チラシなどの販促物
- ブログ
- ホームページ
- FacebookやインスタグラムなどのSNS
- 地域の情報誌やクーポン誌
- ネット上の広告
そして、色々あるからこそ「何をすればいいの?」と悩んでしまうお気持ちも、よく分かります。^^;
僕が、まず自宅サロンで取り入れて欲しいのは、
「口コミを広げる仕組みづくり」
です。口コミ集客は、お金もほとんどかかりません。ようは、
「お客さまが、お客さまを連れてくる。」
という状態になるのですね。様々な理由で情報公開できな部分も多い自宅サロンには、最もオススメの手段です。^^
情報量が少ない
これは集客にも直結するお話ですが、自宅サロンの多くは、
「情報の提供量が少ない」
という店が多いです。たとえば、
- 住所詳細は非公開
- 顔出し写真NG
- 本名NG
- 外観写真NG
もうコレ、お客様は不安しかないでしょう?(笑)
もしあなたがお客の立場で。僕の美容室のホームページを、たまたま見たとします。
「どうやら自宅サロンらしい。」
「どんな店なのかな?写真、少ないな・・・。」
「住所は●●町までか・・・どの辺りだろ?」
「駅から近いのかな?」
「ってか、どんな人がやってるんだろう?」
もはや、「?」ばかりになりますよね?
で、この美容室、選びますか?^^;
これが答えです。では、どうすれば良いのでしょうか?
住所公開
これは自宅サロンにとって、ある意味「宿命」ですね。僕の家も小さな娘が2人いますし、お気持ちはよーーーく分かります。
モチロン、公開がベター。無理な場合は「他の部分でがんばろう!」と割り切ってしまいましょう。
悩むのはナンセンスです。^^
住所公開する場合の注意点
ちなみに住所公開する場合、超分かりやすく伝えましょうね。
サロンまでのアクセスを、ブログやホームページに掲載する場合、
「小学3年生でもたどり着く」
というレベルにしておく必要があります。
グーグルマップの貼り付けとか、簡易な地図はNG。
駅近なら、
「駅の改札から説明するレベル」
車社会なら、
「各方面からのアクセス」
を用意しておきましょう!
「場所がよく分からない。」
という理由で、せっかく興味を持って頂いたお客さまを逃すなんて、残念すぎますからね・・・。
ブログやホームページで店までのアクセスを作る場合、こちらのサロンを参考にしてみてください。
見ず知らずの土地でしたが、僕はまったく迷わずに辿り着きました。^^
少しでも「多くの情報」を
無理な情報公開をしなくても、できる限りの情報提供をすればOKです。
無理なものは無理ですしね。^^;
たとえば住所公開しない場合も、「●●町までは公開する」とか。
顔出しはNGでも、「施術してる雰囲気の写真」を、顔がハッキリ分からない範囲で出すとか。
外観はダメでも、「サロン内の雰囲気は写真で見せる」など。
工夫すれば、いろんな「見せ方・伝え方」が可能です。
お客さまは、不安の塊だと考えてください。
あなたのサロンに行ったことがない。あなたの事もよく知らない方なら、なおさらです。
その不安を少しでも和らげるために、できる限り情報を出す必要があるのですね。
価格設定を間違っている
特に自宅サロンを開業される方は、このケースが多いです。
「自宅だし、安くしないと来てくれないだろう・・・。」
これは、大きな間違い。
そもそも、価格設定を間違うと収益は上がりません。
小遣い稼ぎでいいならOK。でも、きちんと収益が欲しいなら、価格は見直すべきです。
カンタンに言いますと、
価格<価値
となっていれば大丈夫。
モチロンこれはお客さまが判断する事ですが。「自宅だから・・・」と安く見積もるのはナンセンス。
他のサロンに負けない魅力を、しっかり伝えていきましょう。
安いサロンがいいの???
覚えておいてください。
お客さまは「安いサロン」を探しているのではありません。
「自分をより良くしてくれるサロン」
「価格以上の価値を提供してくれるサロン」
を、探しています。確かに安価なサロンを探している人も、一定数はいるでしょう。
でも、あなたはそういう方に来て欲しいのですか?価格を安くするとは、そういう事ですよ?
コンセプトがない
価格の話にも影響しますが、「コンセプトがないサロン」は、経営に苦戦します。
コンセプトって、ようは、
「ウチの店はこれが得意です!これに関しては他に負けません。」
という、宣言のようなもの。
例えばエステなら、
「ウチはトータルエステです。」
ではなく、
「美脚エステならお任せください!」
と、なりますよね。
まつエクなんかだと、
「ナチュラルな大人まつエクなら当店に!」
のような感じです。
「ココは負けない!」
という強みを1つ持つ。それがコンセプトになり、キャッチコピーにもなります。
多くの人は「いろんな人に来て欲しい」と考えるあまり、これが出来ない。
でも結果的には、
「美脚エステでこんなに効果あるなら、フェイシャルもお願いしたいな。」
という流れにも繋がる。他のメニューも売れるようになっていきます。
「いろんな人にモテたい!」
というスケベ心は捨てて。(笑)
一点突破を目指すのです!
個人サロンは1点突破!
自宅サロンに限らず、サロンの9割以上は中小どころか「超弱小企業」と言えます。
広い視野で見れば、巷で「成功サロン」と呼ばれる店も、年商1千万とか。多くて数千万。億に届くのは、スタッフ数十名を抱えるサロンなのです。
(あ、僕も5千万まで経験していますよ。^^)
僕たちのような小さなお店は、大きい相手と同じ土俵に立ってはいけません。
「この1点で勝つ!」
というくらいの姿勢で、ちょうど良いのです。
全くの異業種を見ていても、小さな会社で圧勝しているのは、そういう会社ばかりですからね。
どんぶり勘定
自宅サロンというより、1人サロンに多い失敗原因になります。
どんぶり勘定は、経営にマイナスしか与えません。
売上管理。経費管理はしっかり行いましょう。
これは「経営者」としての第一歩であり、常識の1つです。
数字管理を始めることでしか、見えてこないモノだって沢山ありますからね。
まとめ
耳の痛い話も多かったと思います。^^;
でも裏を返せば、
- 集客の手段をもつ。
- 情報提供をしっかり行う。
- 価格設定を見直す。
- コンセプトを明確にもつ。
- 数字の管理を徹底する。
これらに気をつければ、自宅サロンの成功率はグッと上がるのです。
一気にやろうとせず、1つずつ確実にクリアして、
「しっかりと収益の上がるサロン」
を目指してくださいね。応援してますよ。^^
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