自宅サロンVSマンションサロン|それぞれの開業「メリット・デメリット」儲かるのはどっち?
こんにちは!個人サロン経営アドバイザー、田村聡です。「自宅サロンとマンションサロン、どちらが有利か?」
また、「どちらで開業するか迷っている」というご相談をけっこういただきます。
そこで今回は、「自宅サロンVSマンションサロン」というテーマで、それぞれのメリット・デメリット。
また、「どちらが儲かる?」という視点も交えて、お伝えしていきましょう!
自宅サロンとマンションサロン「どっちが儲かる??」
もしアナタが今、
「自宅サロンで開業するか?マンションを借りるか?」
とか、
「今は自宅サロンだけど、マンションに移転しようか?」
と、お考えの場合。
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そもそもさ、どっちが儲かりやすいの?
というのは、気になるところですね。^^;
結論から言いますと、
「売上そのものは、マンションサロンが高い傾向。」
という事になります。
僕は、個人サロン向けの講座を4年ほど主催していますが、平均すると、そのような傾向が強いのです。
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ただ、これはオーナーさんの「ライフスタイルの違い」も、大きく反映されていると感じています。
ライフスタイルの違いって?
カンタンに言うと、マンションサロンの方が、自宅サロンよりも、
・営業日数が多い
・営業時間が長い
という傾向にあります。
つまり、自宅サロンを運営されている方は、
「【家庭】があくまで主軸であり、その空き時間にサロン業務を行っている。」
対して、マンションサロンの場合、
「一般のテナントに出店している店舗のように、営業している。」
ということです。
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モチロン、どちらの場合も「全てのサロンが」というワケじゃありません。
あくまで「そういう傾向が強い」という話です。
自宅サロン・マンションサロン、それぞれの「メリット・デメリット」
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では、「メリット・デメリット」という視点で見ると、どう違うのか??
それぞれ詳しく見ていきましょう!
自宅サロンのメリット
まずは、自宅サロンのメリットから。
(1)家賃が発生しない
これは、自宅サロンの大きなメリットの1つですね。
人件費が発生しない1人サロンにおいて、ほとんどの場合、1番大きな固定費が「家賃」です。
ココが「実質0円」というのは、かなり運営リスクが下がることになります。
(2)家事の合間でも営業できる
「家事の合間」と言ってしまうと、語弊があるかもしれませんが。^^;
合間で家事はできてしまう。特にお子様のいらっしゃる方は、
「子供が学校や保育園に行ってる間に・・・」
ということが可能です。
店舗サロン、マンションサロンですと「自宅から至近距離」という場合を除いて、こういうスタイルは難しいですからね。
自宅サロンの「大きなメリットの1つ」と言えるでしょう。
(3)開業資金が低コスト
「サロン開業」と考えると、おそらく自宅サロンでの開業が、最も低コストな形態となります。
「開業資金が少なくて済む」
というのは、メリットとしか言いようがありません。^^
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自宅サロンのデメリット
では続いて、自宅サロンのデメリットについて、見ていきましょう。
(1)住所公開の問題
「住所を公開するのはちょっと・・・」
というお声を、自宅サロンオーナーさんからよく伺います。
また、ご家族から「住所公開に反対」の声が上がることも・・・。
この点は、集客面において大きなデメリットと言わざるを得ません。
また、実際に居住する物件ですから、
「不特定の人が集まるのは・・・」
という抵抗感も、否めないという点が挙げられます。
(2)仕事とプライベートの境界線
これはサロンに限った話ではありませんが、同じ物件内で生活しながら仕事するため、
「仕事とプライベートの境界線が曖昧になる」
ということは、普通に起こります。
僕自身は「ボーダレスでOK派」ですが、この点が引っかかる方には、デメリットですね。
(3)集客活動への影響
集客活動をする時、マンションサロンであれば、何も気にせず広報できます(契約内容による)。
しかし自宅サロンの場合、たとえば「広告の使用」などに躊躇される方も、実際には多いでしょう。
気にならない方には関係ないですが、やはりこちらも、
「何かひっかかるな」
という方にとっては、デメリットとなります。
自宅サロンの「メリット・デメリット」をふまえて
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総じて言いますと、
「ライフスタイル優先」
「ガッツリ働く感じではない」
という方には、自宅サロンのメリットが活きるという感じですね。
また、「実質家賃0円」というのは、大きな魅力です。
マンションサロンのメリット
では続いて、マンションサロンのメリットを見ていきましょう!
(1)自宅と比較すると、売上は最大化しやすい
モチロン運営によりますが、マンションサロンは自宅サロンよりも、売上が高い傾向にあります。
たとえば、こちらのサロンでは、年商1000万以上に成長していますね。
こういうレベルのマンションサロンが、うちの受講生さんにはけっこういます。^^
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前述したように、「ライフスタイルによる違い」はモチロンありますが、やはり、
「年商1000万クラスがいくつも生まれている」
という事実から、売上面での優位性は高いと言えるでしょう。
広告費をかけやすいのも、その要因の1つとなっていますね。
(2)店舗感
自宅サロンと比較すると、「居住していない」マンションサロンは、やはり店舗感が高いと言えます。
モチロン、インテリアや内装の影響は大きいですが、「自宅に来た感」はないですよね。
サロンを利用する方は、やはり「施術を受けにきただけ」ではないので、
「生活感のない、サロンらしい空間演出」
は、作りやすいハズです。
デザイナーズのワンルームを借りて、隠れ家的に運営しているマンションサロンも、多いですよね。
(3)プライベートを守れる
これは、「自宅サロンと比較して」の話ですが。
当然ながら、居住している物件とは別に賃貸するワケですので、
「仕事とプライベートの仕切り」
は、ハッキリとしています。特に、
「自宅に人の出入りがあるのは、ちょっと・・・」
という方には、かなり大きなメリットではないでしょうか。
マンションサロンのデメリット
続いて、マンションサロンの「デメリット」も見ていきましょう。
(1)家賃が発生する
これも「自宅サロンと比較して」の話になりますが、トーゼンながら家賃が発生します。
また、「立地条件・好みの見栄え・間取り」などを見ていくと、理想的な物件ほど家賃も上がるハズです。
(2)商用利用可能な物件が少ない
マンションサロンと言っても、
「借りればどこでも営業できる」
というワケではありません。
実際、「サロンとして商用利用が可能な物件の方が少ない」でしょう。
契約内容を無視して、隠れて営業など行ってしまうと、後々大きなトラブルになりかねません。
こういった点には、十分注意しましょう。
マンションサロンのメリット・デメリットをふまえて
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総じて言いますと、
「比較的、低コストで開業したい」
かつ、
「しっかりと収益を上げたい」
という方には、マンションサロンの方がオススメです。
ただしこの場合、
「賃貸テナント」
も視野に入ってくるので。そこが難しい判断とも言えます。^^;
とはいえ、一般的なテナントよりは、格段に開業コストは抑えられる場合が多いですね。
結論、どちらを選ぶべき??
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結局、ワタシはどっちを選ぶべき??
という視点で言えば・・・。
「あくまで、サロンでの収益を大きくしていきたい!!」
という志向が強いなら、マンションサロン。
賃貸マンションの一室でも、年商1000万以上のサロンは結構あります。
たとえば、都内ではモチロン。(現在はテナントに出店されています)
対して、
「あくまで家庭をメインに、最低限のリスクでサロン運営を行いたい。」
という方にとっては、やはり自宅サロンに軍配が上がるでしょう。
実働19日ほどで、月商78万円。日給換算で29383円というサロンさんもありますし。
自宅で仕事しつつ、家事もしながら「日給3万」と考えると、かなり良いお仕事と言えますからね。
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今回は、
「自宅サロンVSマンションサロン」
というテーマで、お伝えしてきました。結論、
「求めるライフスタイルに合わせて選ぶのが吉」
と言えます。
どちらを選ぶにしても、「メリット・デメリット」を踏まえて。
あなたが欲しい成果、ライフスタイルに合う方を選択することが、幸せなサロン経営への道となりそうですね。^^
追伸・・・
「これから自宅サロンで開業したい!」
とお考えの方は、
を、必ずチェックしておいてくださいね!
https://salonsblog.com/homesalon-practice
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