自宅サロンの開業資金はいくら?あなたに合わせた予算を知ろう!
こんにちは!個人サロン経営アドバイザー、田村聡です。
「自宅サロンはじめたいけど、資金はどれくらいかかるの?」
という、ご相談が増えています。
そこで今回は、「自宅サロンの開業資金」について。ズバリ、いくらかかるのか?
あなたに合わせた資金額がわかるように、お話していきましょう!
まず、一般論で。自宅サロン開業資金は?
あくまで一般論かつ、概算になりますが・・・。
結論から言いますと、
【初期の材料費】+【専用機材(必要なら)】+30万円ほど
これが、1つの目安になります。
機材や商材については、業種やその内容によって、大きく変わってきますよね?
たとえば、
ウチは「オールハンド」のエステメニューだけよ。
という場合、機材は不要ですし。ネイルやリラクゼーションも、高額な機材は必要ありません。
また、機材を導入する場合も、リース契約という選択肢もあるワケです。
材料費に関しても、各業種、
「数万円ていど」
という場合が多いでしょう。
ポイント(1)自宅サロン開業資金/目安
ざっくり概算で、
材料費+機材(必要なら)+30万円 が目安。
内装工事は必要か?
金額の大きなところからいくと、まず「改装費」ですね。
そもそも、内装工事なんて予定してない!
という場合は、もちろんゼロですし。
壁紙と床、カーテンと照明は変えたい!
となると、数十万単位になる場合もあります。
ちなみに、
「壁紙だけ変更」
するだけでも、室内の印象はガラッと変わります。
専門業者にお願いしても、自宅の一室であれば10万円以内に収まるかと。^^
とはいえ、
「選ぶ材質の価格」
にも大きく左右されるので、リフォーム店や工務店に、まずは見積を出してもらうといいですね。^^
個人的に・・・
内装工事は、サロンのイメージアップに繋がりやすいポイントです。
たとえば、
・壁紙
・照明
・カーテン
これらを全て変更して、15万かかるとします。
「15万円」
という金額そのもは、決して安いものではない。
でも、「サロンのイメージが上がる」という意味では、決して高くない買い物です。
お客さまは、「施術にだけ」お金を支払っているワケではありません。
そういう意味では、
「安い投資」
という捉え方もできますね。
ポイント(2)自宅サロン開業資金/内装工事
内装工事はオススメ。
壁紙・照明の変更のみなら、10万円程度が目安。
自宅サロンの「販促物」にかかる費用
自宅サロンといえど、ある程度の「販促物」は揃えておく方がベターです。
ワタシは、月2,3万の小遣いになればいいのよ!
という場合は別として・・・。
「ある程度の利益は欲しい!」
と考えるなら、
・チラシ
・リーフレット(もしくは代わりになるカードなど)
・ホームページ(もしくは代わりになるブログなど)
この辺りは、揃えておきたいところです。^^
チラシにかかる費用
まずチラシ作成のコストとしては、正直「ピンキリ」です。^^;
デザインから印刷まで、全て外注すれば10万円以上になる場合もあります。
コストを抑えるなら、
(1)自分で原稿データ作成
(2)ネットプリントにデータ入稿
という形が、最も安く仕上がります。部数にもよりますが、この場合なら2〜3万ていどから、作成が可能です。
「チラシ」は言うまでもなく、「集客」のために使います。
チラシなんて、時代遅れじゃない????
なんて声も聞こえますが。(笑)
チラシは昔も今も、
「存在を知ってもらうために超有効なツール」
です。
サロンのチラシ関連|参考記事
エステサロンの「集客できる」チラシ|メニュー全部載せはアウト?
サロンのチラシ「配り方」を選ぶ基準。配布方法だけで、こんなに違いが?
リーフレット(もしくはカード類)
こちらもコストとしては、チラシと同じくらいですね。
全て外注すれば10万ほどの場合もあり、自作できれば1万円以内で済む場合も。
チラシと違って、ポスティングなどの一般配布はしないので、部数としては少なめでもOKです。
リーフって、結局ナニ?
と問われますと、
「サロンの概要、大切な情報、基本のメニュー料金がわかる。」
つまり、サロンのパンフレットみたいなもの。
こういった物を用意しておけば、初来店の方にもお渡しできますよね。
次回の来店を促したり、他のメニューも知ってもらったりする機会になります。
リーフがあるだけでも、ご紹介に繋がりやすい。
内容としては、
・業種とサロンの特徴
・メニュー料金
・スタッフ紹介
・アクセス地図
・予約方法、連絡先
・イメージ写真(店内や施術イメージ、仕上がりイメージなど)
あたりが入っていればバッチリです。
ちなみに、こういった内容を、
「カードっぽくまとめる」
ということも出来ますが、
「あるていどの情報量は欲しい」
といった事情で、カードよりは紙媒体にする方がベターです。
自宅サロンにメンバーズカードは必要か?
余談になりますが、
メンバーズカードっている??
の答えは現在、
「どちらでもいい。」
となります。^^;
ただ、
「ポイントの還元」
などを行う場合は、1番カンタンな方法が「メンバーズカード」ではありますね。
ホームページ(もしくはブログ)
ホームページって、あった方がいいの??
これは最も多い質問の1つですが、
「ゼッタイにある方がいい!!」
です。
単純に、
「ネット上にサロンの情報があるか、ないか?」
この差は本当に大きい。たとえば、顧客の紹介で、Aさんがあなたのサロンに興味を持った時。
何をすると思いますか??
多くの場合、まずは(スマホで)検索します。
・場所
・営業時間
・連絡先
・定休日
・料金
・雰囲気
ほとんどの人は、こういった「基礎情報」を事前に知りたいからです。
でも、ホームページとか作ってもらうと、高いじゃない?
普通に作ってもらうと、今も10万〜30万くらいしますね。
「無料ホームページ作成」
みたいなので作ってもいいの?
あと、ブログとか使ってる人、多いじゃない?
友達も、アメブロやってんのよね。
それもダメというワケではありません。
ただ、大事なポイントはおさえて下さい!
じゃないと、
「役立たずのホームページ」
どころか、
「マイナスイメージを生むホームページ」
になるので。^^;
サロンのホームページに関しては、
「サロンのホームページを「集客できない失敗作」にしない具体策」
を参考にすれば、
「せっかく作ったのに、何の役にも立たない・・・」
なんて事には、ならないハズです。
ポイント(3)自宅サロン開業資金/販促物
チラシは自作なら2,3万〜 外注すれば10万ほど
リーフ類は自作なら1万〜 外注すれば10万ほど
ホームページは外注すれば10〜30万ほど 自作なら無料の場合も
自宅サロンの家具
コストとしては、まさにピンキリなので、
「●●円くらい」
とは言い難いポイントですが。多くの場合、最低限の家具なんかは必要になりますよね。
たとえば商品を少し置くにも、テキトーに家にあった台に置くより・・・
↑こんな感じの
素敵なショーケースに置くだけで、「価値」が変わってきます。
僕もサロンを経営して痛感しましたが、
女性は家具の質・雰囲気にものすごく敏感。
そういう意味では、家賃や店舗取得の費用がかからない分。こういったところには、投資してもいいでしょう。
たとえば僕は、高級路線に変えた時、
「一脚●十万」
みたいなソファーも用意しました。
そして、驚くほど多くのお客さまが、そこに気づきます。
何もそこまでする必要はありませんが、
サロンの価値と雰囲気をつくる
って、大事なポイントです。
ポイント(4)自宅サロン開業資金/家具
ごく一般的な目安としては10万円
家具はモノによってピンキリ。
予算に合わせて、まずは「必須のモノ」を用意しよう!
バカにできない「雑費」
自宅サロンも、いざ開業するとなると、
「雑費」
が発生します。
ここは少し多めに、10万円ほど
予算をとっておきましょう!
10万も何に使うの?
厳密には、半分くらいで済むことも多いです。
でも、
・ちょっとしたインテリア雑貨
・雑誌類
・お茶出しなどの食器
・タオルなどの備品類
なんかを合計すると、意外と高くなったりします。
「ケチればいい」
という問題ではないので、しっかり予算に組んでおきましょう!
ポイント(5)自宅サロン開業資金/雑費
余裕をもって10万円ほど。
自宅サロン開業資金|まとめ
今回は、自宅サロンの「開業資金」にフォーカスして、お話してきました。
何1つとして「全く同じ」というサロンはないので、全て目安にはなりますが。
まとめると、自宅サロンの開業にかかる費用としては、以下の通り。
(1)改装費用・・・10万
(2)販促物・・・チラシ(2,3万〜)リーフ、カード類(1万〜)ホームページ(0〜30万)
(3)家具・・・10万円
(4)雑費・・・10万円
(5)初期材料費、機材代
上記の中で、
ウチは新築したばかりだし、改装は必要なし!
とか、
家具は、今あるモノで十分。代用できそう。
など、個々に都合は違ってくるかと思います。その結果が、冒頭でお伝えした「一般論かつ概算」の、
【初期の材料費】+【専用機材(必要なら)】+30万円ほど
です。^^
ただ、
「自宅サロンの開業資金」
という観点でいいますと、上記(1)〜(5)は1つの目安となるハズです。
この中で、「必要なモノ・不要なモノ」を、あなたなりに振り分ければOKですね。
そして最後に・・・
あなたの脳裏に残るくらい、何度も言いたいのですが。
とにかく「憶測」ではなく「実際の見積」を早い段階でとってみましょう!
「憶測」の時間が長いほど、それは「思い込み」に変わっていくので、キケンです。
見積はタダですし。
家具や材料、機材なんかも、価格を実際に調べるのはタダですよね?
ですから、まずは行動!!
実際に足を運んだり、あなたの時間を使っていきましょう!!
でないと、文字通り「なにひとつ」始まりませんからね。
最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました!!
開業の準備をはじめてから、
こんなハズじゃ・・・・・・
みたいな事態にならないよう、開業は計画的に進めていきましょうね!^^
自宅サロンの開業に関しては、
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