美容室のチラシ反応率が200倍変わる?「最強のチラシ配布方法」はコレ1択!
こんにちは!田村です。チラシで集客するなら、当然その「チラシの出来」は大事。でも、
「配り方で反応率は大きく変わる!」
という点も見逃せません。今回は美容室で「最強のチラシ配布」について、詳しくお話します。
ハント
まず結論から言いますと、美容室で最強のチラシ配布方法は、「ハント」です。
チラシは大きく分けると、
- ポスティング(家まで配る)
- ハンティング(手配りする)
- 店置き(自店の前や他の店に置いてもらう)
という3つの配布方法に分かれます。今回ご紹介する「ハント」とは、
「相手を厳選して、チラシをキッカケに会話まで持ち込み、来店に繋げる。」
というモノ。
普通の手配りでも、ポスティングよりは遥かに反応率が上がります。
ポスティングで0,1〜0,3%で上出来。手配りなら、同じ枚数でもその5倍から10倍の来客が見込めるのです。
しかしハントの場合、さらにその10倍。おおよそ、30%〜50%の反応率。
つまり、2,3人に1人は、来店されるという高確率になります。
これは、「チラシ集客」の中ではとんでもない数字です。
※駅前や路面など、チラシを配る時は事前に管轄の警察署への届出が必要です。
設定ターゲット以外はスルー
ハント成功のカギの1つが、「見極め」。手当たり次第声をかけてはいけません。
「あなたの理想のお客さま像」
に近い方にのみ、声をかけてください。相手は厳選しましょう!
テキトーに声がけしても、逆に効率が悪いですし心が折れてきます・・・。
またハントに限っては、「あなたが話しかけやすそうな人」に絞ってください。
チラシを手渡して終わり・・・ではなく、その場で会話するので。ここも大切です。
わざわざ「話づらそうな人」に声をかけるのって、疲労感がヤバいので。^^;
どう声をかける?
ハントをやった事がない人にとっては、
「どう声がけするのか?」
からして、分からないかと思います。また、あなたが男性で「女性に」声がけするなら、最初はナンパ(人によってはスカウト)と思われがちなので、そこは諦めてください。(笑)
本来、「女性が女性に」が最もスムーズです。
とはいえ、声がけはシンプル。たとえば僕なら、こんな感じでやってました。
こんにちはー。僕、この近くで「バニラ」って美容室を経営してます、田村さとしと言います。
今、30秒お時間いいですか?
大体、いつも1パターン。
というのも、色々やってみて僕の場合は、これが1番やりやすく、成功率も高かったから。
人それぞれ見た目もターゲットも違うし、キャラも空気感も違うので、正解はありません。
ただ、最初に「業種 店名 フルネーム」を名乗ってしまうと、「怪しさ」は緩和されます。
あと、
「少しお時間いいですか?」
は、ダメですね。具体的に、
「30秒」
みたいなのがいいです。実際は、3分以上、足止めするんですが。(笑)
その後は??
スムーズに足止めできても、
「サロンの説明」
なんかやってはダメ。僕なら、
もしよかったら、一度ヘアカットさせてもらえませんか?絶対に可愛くするんで!
コレ、持ってきてもらえたら、トリートメントをサービスさせていただきますね!
と言って、チラシを渡します。(僕の場合、当時チラシではなくリーフでしたが、まぁ似たようなモノです。)
ここから先は相手の反応にもよります。
イマイチな場合は、あまり粘ったりせず、「チラシを渡せたらひとまずOK」としてください。
反応が良い場合は、「チラシに掲載していても」場所の説明や予約のしかたなど、丁寧に伝えてください。
また、ホームページの検索についても、伝えておきましょう。
タイミングにもよりますが、そのままサロンに来てもらえる場合もけっこうあります。
できれば、それが最高。次に、「その場で予約をもらう」ですが、あまり欲は出さなくていいです。^^
あなた自身が「カギ」
ハントだけでなく「手配り」する時も同じで、お客さまは、あなたを見て来店を判断します。
雇われたバイトのように、浮かない顔をして配っているようでは、まず来店してもらえません。
ハントや手配りの場合、
「あなた自身が魅力的に映るかどうか?」
で、成否が分かれます。
昔お世話になった方に、こう教わりました。
「男も女も、モテなきゃダメ!モテない人は客商売に向かない。」
と。
コレ、未だ心に残っていますが、ホントにそうだと思います。性別関係なく、モテないとダメなんです。
名刺は常備
ちなみにハントや手配りの時、必ず名刺を持っておきましょう!
- ハントの場合なら、名刺が先でチラシが後。
- 手配りの場合なら、チラシが先で、会話になったら後から名刺。
と、どちらの場合も名刺は常備すべきです。
チラシやリーフなんか持たずに、名刺だけでお客を呼び込む人もけっこういますね。
他サロンでも出来る!
エステ系はちょっとキツいですが、これに近い事は他の業種でもできるハズです。
実際、ネイルサロンなんかで「ハント」やってる方に遭遇した事もありますし。
都会の夜の飲食店なんかでは、普通ですよね。あと、都会の美容室も。
できる環境なら、「やらないのはモッタイナイ」とさえ感じますね。
ど田舎でも出来る!
ただ、地方でハントやってる美容室って、まだまだ少ないです。
美容室「以外」なら皆無ではないでしょうか??
ちなみに僕がハントやってたのは、「県内人口」76万人しかいない、ど田舎の徳島県。
しかも当時僕がハントしてたのは、町内人口34800人しかいないエリアでした。
誰もやらないので、むしろ「やりやすかった」ですけどね。(笑)
最初はちょっと勇気いりますけど、数人声をかければ慣れてしまいますよ。^^
ハントのデメリット
ハントのデメリットは、ずばり「最初の勇気が必要」という点と、「時間はかかる」という2点ですね。
前者は仕方ないとして。^^;
でも後者については、こうも考えられます。
Aさんはポスティングを自分で5時間やって、1000枚配布できた。
結果、反応率は0,3%で3名の新規来店。
一方Bさんはハントを自分で5時間やって、15名に声をかけた。
結果、反応率は30%で4名の来店。
多くの場合「ハント」の方が、同じ時間でより多くのお客さまを集めることが出来るのです。
あくまで仮説にはなりますが・・・。
仮に同じ来店数だったとして、「コストの差」は大きいですよね。
また、同じ新規客でも、その「質・濃さ」は違うハズです。
後者の場合、「アナタを知って」来店されていますからね。
余談ですがキャバクラでは・・・
実は僕、若かりし頃に美容師アシスタントをしながら、キャバクラでバイトしていた時期があります。
今は条例で禁止されてますが、当時は「キャッチ」という業務がありました。
店のビラを持って、店のテリトリー内を通る一般人を呼び込むのです。
この時、単にビラを渡しても99%新規にはスルーされます。
(まぁ、サロンとは違いますしね。^^;)
脈がありそうな相手(今から女性のいる店に行こうとしているであろう個人やグループ)はしっかり足止めし、交渉に持ち込んで、来店に繋げる。
これが上手い先輩なんかは、毎日かなりの人数を呼び込んでいました・・・。
この経験も今思えば、「手配りよりもハント」という考えに至った要因の1つでしょうね。
超低コスト
ハントは基本、「超高確率・超低コスト」です。
沢山チラシやリーフを配る必要がなく、よく頑張っても1日数十枚しか減りません。
この「コストの低さ」も大きなメリットの1つです。
サロンの近く(もしくは目の前)で人通りがあったり、人が集まる場所があるなら、移動費用もないですしね。
まず美容室はチャレンジしたい!
正直、今回の「ハント」は、他の配布方法に比べて、経験のない方にはハードル高めに見えるかと思います。
でも、「超高確率・超低コスト」であることは間違いありません。
チャレンジできる環境の方は、ぜひ実践してみて欲しいです。
最初はしんどいですが、慣れてくると1番ラクな集客かもしれません。
だって、
「サロンの近くを歩いてる人」や「サロンの近くに来てる人」に、直接アプローチできますし。
しかも、新規来店の時点で「初対面じゃない」という状態です。
あなたが「この人!」と選んで声をかけ、すでにお話した事がある人。
その上あなたの話を聞いて、あなたを見て、あなたの雰囲気も知った上で、
「この人のサロンに行ってみたい!」
と感じた人だけが来てくれるのですから。
コレって、本当にスゴい事ですからね。こんな集客は、他にありません。
なお、その他のチラシ配布方法については、
「サロンのチラシ「配り方」を選ぶ基準。配布方法だけで、こんなに違いが?」
で、詳しくお話していますので、参考にしてください。
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