サロン開業「その前に!」必ずやるべき「競合リサーチ」の手順
こんにちは!個人サロン経営アドバイザー、田村聡です。「これからサロンを開業したい!」これは素晴らしいことですが、
「競合リサーチ」
を行わず(またはテキトーに済ませて)スタートを切ってしまうと、後悔します。^^;
そこで今回は、サロン開業「前に」やるべき、リサーチについて。
その手順をわかりやすく、お伝えしていきましょう!!
サロン開業「前に」必ずやるべき「競合リサーチ」とは?
「競合リサーチ」
は、そのコトバ通り、
「ライバル店のリサーチ」
を意味します。
事前にリサーチを行うことで、開業に向けて必要になる「あらゆる決定」がカンタンに。
たとえば「価格の決定」1つとってみても、「感覚」で決めるなんて、経営者のやることではありません。^^;
あなたがサロンを開業する予定のエリアには・・・、
・どんなサロンがある?
・同業サロンは、いくつある?
・どんなメニュー展開をしてる?
・どんな価格帯?
・どんな雰囲気?
・どんな強み、弱みがありそう?
・どんなお客さまがターゲット?
・実際に、どんなお客が集まってる?
こういった部分を、先に調べておくのです。
そうすれば、
「こういうサロンづくりをすれば、周りに埋もれないな。」
とか、
「周りはこういう強みがあるけど、こういう部分で勝負すれば・・・」
なんてことも、明確になってきます。
たとえば僕は、はじめて開業した時、「1席サロン」というコンセプトで美容室をオープンしました。
これはリサーチの結果、そういったサロンが県内に見当たらなかったから。
結果、このコンセプトはウケて、タウン誌にも「見開き2ページ」にて無料掲載されるなんてことも。^^
実際、どうやって調べんの??
リサーチそのものはカンタンなので、いくつか方法をご紹介しておきますね。^^
競合リサーチの手順(1)ネットで検索
まずは、「ネットで検索」です。
「地名+あなたが開業予定の業種」
で、ネット検索してみましょう。おそらく、数多くのサロンが出てくるハズ。
ちなみに「地名」は、最初は範囲を狭く。徐々に広くしていくと、より多くのサロンが見つかります。
「●●町 エステ」
からはじめて、
→「●●市 エステ」
→「●●県 エステ」
といったイメージですね。
また、
「ホットペッパービューティー」などのクーポンサイト
も、同業のリサーチには適しています。
地域のクーポンサイトやクーポン誌、タウン誌なども、リサーチには有効な媒体と言えますね。
競合リサーチの手順(2)街を歩く
ネット検索にヒットしないサロンの中にも、流行っているサロンがあったりします。
また、ネット「だけで」調べるより、実際に街を歩いて確かめる方が、新たな発見もあるハズです。
立地ひとつでも、「ネットだけ」では見えづらいですからね。
競合リサーチの手順(3)聞き込み
わりと有効なリサーチの1つが、「聞き込み」です。
実際に知人や友人に、
「この辺りで、良い●●サロン知らない??」
といった感じで、聞き込みしてみましょう。少し手間ではありますが、
「実際にそこに通っている人の声」
なんかを聞くこともできる、かなり有効な手段です。
競合リサーチの手順(4)サロンに客として行く
リサーチの結果、「良さそう」と感じたサロンや、流行っているサロンでには、実際にお客として行ってみましょう。
実際、
「他のサロンに行ってこそ、学べること」
がありますし、そうして得たものは、他の手段では手に入らないモノばかりです。
僕自身、県内外問わず、いろんなサロンに行くようにしています。^^
リサーチの結果を元に、「差別化」を考えていくこともできますし。
実際にサロンに行ってみたりして、
「コレはいいな」
という部分は、あなたのサロンにも取り入れていけばいいのです。^^
開業後も、リサーチは「生命線」
今回は、「競合リサーチ」についてお伝えしてきました。ちなみに、この記事のタイトルは、
「サロン開業その前に!」
となっていますが・・・。今回のリサーチ、
開業後も定期的にやるべきことの1つ
と言えます。なぜなら、周囲の状況はドンドン変化していくから。
たとえば、僕が最初に開業したエリアって、古い美容室はわりと近隣にあったけど、
「新しくてオシャレな美容室」
は、少なかったんです。
でも、5年後くらいには、「徒歩2分」くらいの距離に、新しい美容室の出店がありました。
たった5年で、「半径5キロで1番新しいサロン」から、「半径400メートルで、中堅の店」になったワケです。(笑)
また、競合の変化だけでなく、
お客さまニーズの変化
も、忘れてはいけません。近年ですと、「マツエク」なんかは急速に普及しましたよね?
僕もサロンで取り入れましたが、こういう「新しいニーズ」は「いち早く」掴むことで、いわゆる、
「先行者利益」
に繋がることも多々あります。(もちろんハズす可能性も。笑)
開業前はモチロン、開業後も慢心せずに、常に「周囲に目を光らせて」おきたいものです。
その為に、今回ご紹介した「リサーチ」は、あらゆる面で役立ちますからね。^^
追伸・・・自宅サロンの開業については、
自宅サロンの開業|失敗しない自宅サロンをつくる為に「おさえるべきポイント13選」
を参考にしながら進めていただければ、大きな失敗はありません。^^
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