まつエクサロン 市場規模と今後の可能性
こんにちは!田村です。まつエクサロンの市場規模は、およそ1500億円。クライアントサロンでも、まつエクサロンの成長には、目覚ましいものがあります。
すでにまつエクサロンを運営されている方。これから参入しようとしている方にも、まだまだチャンスが眠っている業界です。
「今からどのように動けば、まつエク業界で成功できるか?」
今回はここにスポットを当てて、お伝えします。
まつ毛エクステの市場規模は、約1500億円。
まず、現在の市場規模から見ておきましょう。
まつ毛エクステの市場規模が約1500億円・・・。
エステティックの市場規模が3600億円ほどと言われていますので、スゴイ勢いで伸びている業界です。
「まつ毛エクステに関する利用状況調査」(ジャストシステム)をもとに、まつ毛エクステの市場規模を試算すると、1383億円程度になる。これはまつ毛エクステ施術の市場規模で、用剤など関連市場を加えると約1500億円程度の規模になると思われる。
同調査によると、まつ毛エクステ経験女性は約1割いる。利用状況は年代によって大きな差があり、20代が突出して多い(下のグラフ。まつ毛エクステの年代別利用状況。単位%)
引用元 理美容ニュース「まつ毛エクステの市場規模はおよそ1500億円」
この短期間で「エステの40%以上」の市場規模・・・。トンデモナイ産業が出来上がったものです。^^;
まつエク経験女性は1割「しか」いない。
この調査が正確なら、まつエクの経験者はまだ女性の1割しかいません。今後はこの割合も増えていくでしょうが、
「シェアをどこまで伸ばせるか?」
これが業界全体の課題とも言えます。
逆を言えば、
「それだけ大きなビジネスチャンスが、まだまだ眠っている」
という事です。
単純に経験する人が2割に増えれば、市場は2倍になります。
30代以上にも必ず潜在ニーズがある。
まつエク市場を年代別で見ると、
- 20代 41%
- 30代 28,6%
と、約7割を占めています。
またまだ、この年代でもまつエク未経験者は多く、「まだやった事がない。」という層を取り込んでいく事はスゴく重要。
そして同時に、20代〜30代以外の年齢層をお客様にしていく事は、急務と言えるでしょう。
それが実現すれば、この市場規模自体、カンタンに2倍化するハズです。
そして、30代以上の女性にも、必ず潜在ニーズはあります。実際、40代以上の客層が多く訪れる美容室でまつ毛エクステを導入したところ、30代以上のニーズが多くありました。
あえて若年層を度外視した打ち出しもオモシロイ。
まつエクサロンは、現状で最もニーズの高い20代をターゲットとした打ち出しをするサロンが主流です。
今後は例えば「上質感」や「高級感」を前面に打ち出した、「オトナ限定のまつエクサロン」のようなコンセプトも面白いでしょう。あえて、
「30歳未満の受付はしておりません。」
のようなサロンがあれば、30代以上の客層を一手に握る可能性もあります。
技術レベルの差が、明暗を分ける。
まつエクサロンの現状を見ると、まだまだ技術レベルに差があるように感じます。よく聞くのは、
- スグ取れてしまった。
- 仕上がりのデザインが希望と違った。
などですが、特に聞くのは前者です。これは、経験不足や技術習得時のレベルに問題があるのでしょうが、重大な問題です。
まつエクは集客しやすい状態にありますが、反面、
「スグに取れてしまった。」
という理由でカンタンに失客します。また、そういった悪い口コミが広がってしまう原因にもなるでしょう。
- 技術指導を徹底する。
- まつ毛に関する知識を伝える。
- ホームケアアドバイスを徹底する。
など、サロン内で具体的な改善策を打っておく事は急務と言えます。
参入のタイミングが、明暗を分ける。
今後まつエクサロン自体は、しばらく出店増加の傾向が続くでしょう。
今、まさに参入チャンスではないでしょうか?
サロンが飽和状態になる前に参入し、新規客を獲得して常連客まで育てていく。
固定客の確保に成功すれば、先行者としての利益も大きいですし、ネームバリューも強くなります。
モチロン、しっかりとした技術習得やスタッフ育成などの準備は必要ですが、参入タイミングとしては今が最適ではないでしょうか。
まつエクサロンの集客
特にまだエリアでの飽和が進んでいない地域では、まつエクサロンの集客は比較的カンタンです。
ホットペッパービューティーなどを上手く活用すれば、短期間での集客も可能です。
すでに競合店が多いエリアでも、差別化することで自店だけの魅力を打ち出せばすむ事。
まだまだ美容室やエステのように多様化が進んでいない業界ですので、この辺りの対策もカンタンにできてしまいます。
まつエク業界はチャンスの宝庫
今回は「まつエク業界の動向」にスポットを当ててお話しましたが、総じて「まつエク業界はチャンスの宝庫」と、見て取ることができます。
ただ、業界全体としては価格競争は避けられないでしょうし、今後も出店が増え続けるのは明白です。
一人勝ちの理論に走るのではなく、
「どうすれば業界全体が伸びていくのか?」
という点を真剣に考えられる経営者が増えれば、そのパイはまだまだ大きくする事ができるハズ。
美容業界全般の中でも、今後目が離せないジャンルの1つと言えるでしょう。
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