【2020年最新版】ホットペッパー料金プラン「あなたが得する最適プラン」を見つける、たった2つの「魔法の質問」
こんにちは!個人サロン売上UPアドバイザー、田村聡です。現在、ホットペッパーの料金プランは、まさに「ピンからキリまで」。
とはいえ、
「最低限のコストで、最大限に集客したい。」
これが、サロンオーナーの本音でしょう。いくら担当に上位プランを勧められても、実際にプランアップするのは、抵抗がある方も多いハズ。
今回は、
「そもそもプランアップは必要なのか?」
というギモンから始まり、
「あなたが得するプランは一体どれなのか?」
明確にしていきます。コレを知らないだけで、年間で何十万もソンする可能性もありますからね。
(この記事は人気記事につき、2016年4月に執筆した記事を、2020年1月に加筆・修正した記事です。)
そもそも上位プランは本当に有利なのか?
まず、
「そもそも上位プランは本当に有利なのか?」
というギモンの答えから。結論から言いますと、
検索上位(ホットペッパービューティー内での検索上位)である以上、「有利であること」は、間違いない。
と言えます。事実、アクセス数自体は「プランが上がるに比例して」多くなっていますしね。
ただし重要なのは、
「その分、予約数も多くなるか?」
という点。これについては、
増える傾向にはあるが「絶対」ではないし、「増える店・増えない店」に分かれる。
というのが現実です。なぜなら、
- アクセス数
- 新規の予約数
この2つは、必ずしも同じ倍数で増えるとは限らないから・・・。
予約が増えないなら、意味ないじゃない!!
いえ。「増えない」とは言ってません・・・。ただ、「プランの金額には、そのまま比例はしない。」という話です。
ホットペッパー最適プランを見つける魔法の質問(1)
実は、あなたの「最適プラン」を見つけることは、そんなに難しくありません。
まず、リクルートの担当者に、このような質問をしてみてください。
同じエリアで、同業のサロンは「どのプラン」に「どれくらいの数」掲載されていますか?
これによって、同エリアのライバル店の分布が、おおよそ分かります。
たとえばプランが上から、A,B,C,D,Eとあったとします。
- A 3店舗
- B 5店舗
- C 20店舗
- D 30店舗
- E 20店舗
仮に、このような分布だった場合、明らかにプランCが最適です。
Cを選んだ場合、
- 自店の上位には8店舗しかいない。
- 自店と同プランが20店舗。
- 自店の下位には50店舗いる。
という状態になります。検索不利でも、上位にたった8店舗しかいないなら、さほど大きく変わりません。
しかし、このバランスでD,Eを選ぶと明らかに不利になってしまいます。
このように、担当者に質問して、掲載店のバランスを知った上で、
「どのプランが最適か?」
を、あるていど見定めることができます。
実際、今となっては上位プランのメリットは、「検索上位」という以外、ほとんどありません。
(以前は機能制限などが多かった)
ホットペッパー最適プランを見つける魔法の質問(2)
「質問1」の次に、この質問も「ホットペッパーの営業に」聞いてみてください。
掲載店を見る限り、○プランか○プランあたりを検討しています。
ただ、現状の「集客状況」も知りたいので、可能な範囲で同業掲載店の、「プラン別の集客状況」も、数字ベースで教えてもらえませんか?
これは、その担当者によっても「教えてくれるデータ量」に違いがあります。
中には、
「そういった事はちょっと・・・」
という人もいるようですが。
クライアントサロンの話を聞く限り、ほとんどの場合は快く対応してもらえるようです。
この質問1と2で、
あなたの同業が同じエリア内に「どれくらいの店舗数」「それぞれどのプランに」掲載されているか?
またそれぞれのプランで、どのような集客状況なのか?
という、超重要な情報がカンタンに手に入ります。
これらを材料に、
「自分が掲載するならこのプランだな。」
という判断をすれば、失敗する確率は一気に減りますからね。
んなこと言ったってさ。営業なんだから、良いように言うんじゃないの??
いえ、僕も最初はそういう目で見ていましたが、ホットペッパーの営業さんは絶対にウソを言わないし、とても誠実な方が多いです。
「売って終わり」じゃなく、「売ってからお付き合いが始まる」ので、下手な事は言えませんしね。(笑)
そういう意味では僕も同じなので、気持ちはよく分かります。
いい加減なことを喋っているようでは、その商売は永く続かない。
リクルートは大企業です。この点を理解し、徹底しているのでしょうね。
ホットペッパーの「上位プランでも集客が伸びない」パターン。
ちなみに、上位プランで集客しやすくなるのは、
「お得なクーポンで沢山の人を集めたいサロン」
逆に、
「お得感で勝負しない。エリア平均よりもかなり高めの価格設定のサロン」
は、上位プランでも「新規数」で言えば、伸びづらい傾向にあります。
なぜなら、ターゲットとなる顧客の層が「狭い」からです。
そのような場合いくら目立っても、実際の集客数はアクセス数に比例しません。
プランで目立つよりも、
「100%、サロンの魅力を伝えること。」
に、集中すべきです。
高単価サロンの場合は上位プランではなく、「最も掲載店が多いプラン」もしくは、その1つ上のプランがオススメです。
実際、僕はエリアで最高価格帯のサロンを作りましたが、「最も掲載店が多いプラン」で、しっかり集客できていました。
(モチロン、同プランで安売りのサロンと比較すれば、「新規客数」では劣りますが)
ホットペッパーの「下位プランでは集客しづらい」パターン。
とはいえ、
「下位プランでも大丈夫!」
という単純な話でもありません。先ほどの例で言えば、プランDとEは、「集客しやすい状況」とは言えません。
- A 3店舗
- B 5店舗
- C 20店舗
- D 30店舗
- E 20店舗
また、仮に上記の例で、プランA,Bの合計が50店舗あれば、プランCでも集客は難しくなってしまいます。
「上位プランが絶対有利!」というのは事実ではありませんが、
「下位プランでも絶対にイケる!」というのも、また間違った判断につながります。
ホットペッパーの「本誌掲載」は必要なのか?
ホットペッパーには、ネット広告とセットで、紙媒体の「本誌掲載」もあります。
この本誌掲載。実際どうなのでしょうか?
色んな店舗で検証してみましたが、「本誌付きが有利」と言えるのは、ごく一部の店舗です。
基本的には、本誌の有無で、大きな集客の差は感じません。
では、本誌付きが有利なパターンとはどんなものか?これは、
「価格やお得感に訴求しているパターンのサロン」
となります。
お得感や価格で勝負していないサロンは、「本誌は不要」となる可能性が高いです。
(実際に田村が試した、本誌掲載実験)
本誌4分の1掲載、前SRPプランで3ヶ月運用。
その後、本誌掲載をストップして3ヶ月運用。
結果/本誌掲載の有無で、アクセス数の大きな変動ナシ。本誌からの電話予約ナシ。
他業種、他エリアでも、ほぼ同等の結果報告。
ホットペッパーの「キャンペーン期間」はホントにお得なの??
これは完全に予測不可能ですが、ホットペッパーは時々、
「エリア限定キャンペーン」
を行います。よくあるパターンは、
「○○プラン通常価格 月額7万円(6ヶ月契約)→スタート4ヶ月 月額1万円 5、6ヶ月目7万円(6ヶ月契約)」
といった形。つまり、「通常6ヶ月掲載で合計42万円が、18万円に」という内容です。
こういうキャンペーンってサロン側からすると、
「ダメだから安くしてるのかなー?」
なんて勘ぐってしまいます。(笑)
が、実は「超お得なタイミング」です。
ホットペッパーの掲載料というのは、絶対に値引きしてくれません。
唯一あるのが、この「キャンペーン期間」のみ。しかも開催はランダムすぎて、全く読めません。
そして多くの場合、6ヶ月契約の料金が通常の半額以下。
後でお願いしても「1円も」値引きがないので、本当にお得なタイミングなんです。
全くキャンペーンしないエリアや業種だってあるし、割と頻繁にやってる地域もあります。
キャンペーンをする理由は、
「そのエリアで、その業種の掲載店を増やしたいという意向が、リクルート本部にあるから。」
本部判断なので、営業さんにとっても読めないみたいです。(裏ルートで調べてもコレが事実のようでした。)
もし掲載を迷っている時にキャンペーンがあれば、キホン的に「掲載すべき」です。少なくとも僕ならそうします。
まとめ|ホットペッパーの最適プランを選ぶ。
2018年7月現在で、ホットペッパーの料金プランは細かく分けると11段階もあります。
「どのプランにするのか?」
ここは担当に相談しながら進めてもいいですが、「担当の言いなり」というのもオススメできません。
今回ご紹介した、
「あなたの最適プランを見つける魔法の質問」
も活用しつつ、あなたの最適プランを見つけてください。
また、余裕があれば、3ヶ月ほどの短期契約や、プランアップキャンペーンなども利用しながら、3ヶ月ほどのスパンで検証するのが理想的です。
とは言っても、最上位プランまで実験する必要はありません。
個人サロンの場合、高くてもバリュープラン以下で勝負するのが現実的でしょう。
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