ホットペッパービューティー攻略「12のコツ」サロン集客を加速するホットペッパー活用法
こんにちは!個人サロン経営アドバイザー、田村聡です。ホットペッパービューティーは、上手く活用すれば「サロンの武器」になります。
僕自身、ホットペッパーには、随分と良い思いをさせてもらいました。(笑)
でも一方で、
「安くしないと集まらない」「リピートしない」「やらない方がマシ」
といった声も。ようは運用次第で、武器にも「お荷物」にも、なり得るという事です。
今回は、ホットペッパービューティーの運用対策について。
具体的にどんな準備が必要で、何をすればいいのか?順をおって、詳しくお伝えしていきます。
※この記事は人気記事につき、過去の記事を再編集した上で、再アップしたものです。
- 1)ホットペッパービューティーの「重要ポイント」を知る
- 2)あなたのサロンに「来て欲しいお客様」を明確に。
- 3)ホットペッパーの「キャッチコピー」づくり
- 4)ホットペッパービューティーは、「写真のクオリティ」が命!
- 5)コンセプトとサロン雰囲気はマッチしているか?
- 6)ホットペッパービューティーの「クーポン名」は魅力的になっているか?
- 7)ホットペッパービューティーの「ブログ機能」は活用できているか?
- 8)ホットペッパービューティーの「フォトギャラリー」は活用できているか?
- 9)ホットペッパービューティーの「口コミ増加対策」は出来ているか?
- 10)季節ごとに売れるモノを扱う重要性
- 11)リピート対策は万全か?
- 12)ホットペッパーでは、「ホームページ」が意外と見られてる?
- なぜホットペッパービューティーは、サロン集客に強い?
- ホットペッパービューティーの「卒業時期」は?
- まとめ
1)ホットペッパービューティーの「重要ポイント」を知る
まず、ホットペッパーの攻略には、基本となる全体像を知ることが大切です。
目指すポイントを、はじめに挙げておきます。
- あなたが来て欲しいお客様が、ネット予約したくなるページを作る。(成約率の向上)
- 自サロンページに流入するアクセスを増やす。(アクセス数の向上)
カンタンに言えば、この2点をクリアすればOK。
ホットペッパーからの安定した集客が見込めます。ホットペッパービューティーの中には、
「地域のトップページからアクセスを増やす方法や、成約率を上げるポイント」
が、たくさんありますからね。次の章から、1つ1つ詳しくお話していきます。
この2点は、どんな集客を行う時も同じです。ネットでもリアルでも
・それを見た見込客が予約したくなるモノを作る。
・それを「より多くの人に見てもらう」ための行動をする。
集客はこの2点に集約されます。
2)あなたのサロンに「来て欲しいお客様」を明確に。
多くのサロンは、ターゲット設定が「あいまい」です。
「幅広い年齢層に人気の〜」
のような唄い文句は、その典型。
ここまで極端なサロンは少ないでしょうが、これに近い店はけっこうあります。
「幅広い客層、色んな方に来て欲しい。」
お気持ちは分かりますが、結果的に「誰にも響かない広告」になってしまうのですね。
あなたが来てほしいお客様に響く広告にするには、まず「その対象をハッキリ」させる事。
- どんなサロンを探しているのか?
- どんな悩み(希望)を持っているのか?
- 年齢、性別、職業は?
- 家族構成や家庭環境は?
- どんなライフスタイルで、どんな価値観を持っている?
なるべく細かく。そして、たった1人のイメージを膨らませて下さい。
そして、その1人にメッセージを届けることを考え続けて発信すれば結果的に、
「多くの人に響く広告」
となっていくのです。
「ターゲットの明確化」は、どんな集客を行う時も必要です。
3)ホットペッパーの「キャッチコピー」づくり
全国のホットペッパービューティーを見ていると、どの業種も共通して、キャッチコピーがありません。
サロンボードの管理画面では、「キャッチ」と表記されている部分。
もちろん全てのサロンが「一応書いて」いますが、いかにもボンヤリしたモノが多いです。
キャッチコピー作りは、まずターゲット設定から始まります。
前途したように、なるべく詳しくターゲットとなる「来て欲しいお客様」をイメージしましょう。
ただイメージするだけでなく、紙に書き出すなどしてみると、はじめはボンヤリしたイメージも明確になっていきます。
キャッチコピーの良し悪しだけでも、反応は変わります。
しっかり練り上げましょう!!
では、具体的にどのように、キャッチコピーを考えていくのか?詳しくお話していきます。
(!)誰にオススメで、その人がどうなるのか?
キャッチコピーの基本は、
- どんな人にオススメなのか?
- あなたのサロンで施術を受ければ、どうなるのか?
この2点を簡潔に表現すること。
たとえば、
「3キロ痩せて見えるカット。あなたも小顔ヘアを手に入れませんか?」
のようなイメージです。この場合、
「大顔でお悩みのアナタに〜」
とは書きません。ご理解頂けるかと思います。^^;
(2)数字を使って魅力を伝える
たとえば、
「ウエスト引き締め効果大!テレビや雑誌でも話題のキャピテーションで、くびれゲット!」
というキャッチコピーがあったとします。
このままでも悪くはないのですが、少し数字を入れて、
「1回でウエスト−5cm!テレビや雑誌でも話題話題のキャピテーションで、くびれゲット!」
のように、具体的な数字があることで、より魅力的なキャッチコピーになる場合があります。
※根拠のない数字の明記はダメです。^^;
(3)サロンの特徴を、そのままキャッチコピーにする
これはちょっと難易度が高めですが。僕が28歳で最初に開業した美容室は、
「1席サロン」
というキャッチコピーを「ウリ」にして、好反響を得ました。
当時、同県内において「1人サロン」は沢山あっても、「1席しかない美容室」というのが、なかったからです。
(厳密には存在したかもしれませんが、調べた限り、そのように広報している店がなかった。)
このように、施術やその効果「以外」でも、サロンの特徴をキャッチコピーにしてしまう、という手もあります。
キャッチコピー作りについては、
「サロン集客が2倍になる!キャッチコピー作り7つのポイント」
で、さらに詳しくお伝えしています。
ぜひ参考にして、「アナタだけの」キャッチコピー作りに挑戦してください!
4)ホットペッパービューティーは、「写真のクオリティ」が命!
ホットペッパービューティーの中には、多くの同業者も掲載されています。
(多くの同業が掲載されているからこそ、人が集まるのです。)
ズラーっと並ぶサロンの中で、目に止めてもらうには、「写真のクオリティ」が重要です。
また、検索ページに表示されるトップ写真はキモ。
- どんな写真を持ってくるのか?
- どんな構成なら目を惹くのか?
- 色合いで目立つ事は出来ないか?
などの視点で考えることも、大切になってきます。
1は、サロン店内の写真が多いですが、場合によっては施術写真が良い場合もありますし、スタッフ写真が良いパターンもあります。
同じ店内写真でも、アングルや色合いなど、複数の写真を用意しておく。
そうすれば、その時によって使い分けしたり、変更がカンタンです。
ホットペッパービューティーは、ある意味「写真勝負!」とも言えます。
テキトーな写真は1枚たりとも使わないでください!
美容室のホットペッパービューティー攻略は「スタイル写真」必須!
これは言うまでもありませんが、美容室の場合、スタイル写真は命です。
とはいえ、やみくもに撮影した写真をアップしても、効果はイマイチ。(全くアップしないより良いですが。)
サロンのコンセプトに沿ったスタイル写真。
サロンの特徴を打ち出したスタイル写真が好ましいです。
小ワザとしては、
- 背景を統一する。
- シンボルとなるような小物を毎回写り込ませる。
- スタイルアップの時間帯を夜間に行う。
- 1度に複数アップではなく、トップページから消えてからアップする。
などもできれば、さらにベターです。
ちなみに僕のサロンでは、上記4つのポイントを全部やっていました。
特に「スタイルの自店らしさ」は最重要視して統一感を出すように心がけていましたね。^^
「目立つスタイルを出す!」
というよりは、
「あなたのサロンの世界観」
を見せる方が、良いように感じます。僕も、
「この写真は、バニラ(当時の屋号)らしい雰囲気だよね。」
と言われるように、心がけていました。
5)コンセプトとサロン雰囲気はマッチしているか?
コンセプトとサロンの雰囲気。
意外とここを無視したサロンは多いですが、ズレていると集客にマイナスです。
たとえば、
- 美容室で、ターゲットが40代のOLなのに、スタイル写真がカジュアル過ぎる。
- エステサロンでゴージャスなメニューを打ち出しているのに、店内は全くその雰囲気を感じない。
こういう違和感があると、必ずマイナスイメージを生みます。
お客様は一瞬でジャッジします。
「印象ジャッジ」で弾かれたサロンは、選択の候補に入ってきません。
これはホットペッパービューティーのようなサイトで集客する際、致命的です。
サロンの雰囲気に対して「違和感のない」コンセプトである事はすごく大切です。
6)ホットペッパービューティーの「クーポン名」は魅力的になっているか?
クーポン名は36文字。説明文は90文字以内。
説明文に関しては、すでにそのクーポンに興味を持ったお客様でも、あまりキチンと読んでいません。
そもそも、クーポン名で惹きつける必要があるため、ネーミングは本当に大切です。
分からないモノは、買わない。
たとえば、
「シローダーラ60分コース 9800円」
というクーポンの場合。
シローダーラ(オイルを頭に流すトリートメントのようなもの)を知っている人には分かりますが、知らない人にとっては何の事だかサッパリ分かりません。
ここでも、キャッチコピーの章でお伝えしたように、
- どんな人にオススメ?
- どんな効果が期待できる?(どんなメリットがある?)
を、簡潔に表現できればベスト。先ほどの例なら、
「頭皮・毛根から健康に!頭皮のオイルマッサージコース 9800円」
のようなネーミングの方がベターでしょう。
あなたも、
「よく分からないモノ」
って、買いませんよね??
あなた自身は、その道のプロですから、その施術に詳しい。
でも、一般人は意外と知らないモノですよ。
母親に、その施術名を伝えて、
「何それ?どんなもの?」
と聞かれるようなら、基本アウトと思ってください。(笑)
いろいろ言うと、売れない。
また、そのメニューに複数の効果・効能が期待できる場合でも、沢山並べずに1つのメリットに絞りましょう!
そうすることで、よりターゲットに響きます。その視点で言えば、
「パソコンの眼精疲労を解消!頭皮のオイルマッサージ」
のようなネーミングも使えますね。
つまり、同じメニューであっても、あなたが想定するターゲットによって、切り口は色々とあるのです。
さらに言えば、色んな切り口でメニュー名を考え、実験的に検証していく事で、よりベストなネーミングとなっていくでしょう。
見ただけで「どんな?どうなる?」が伝わるクーポン名を心がけてください。
ただし、あまり長ったらしいのはアウト。なるべく短く、簡潔に。
です。^^
7)ホットペッパービューティーの「ブログ機能」は活用できているか?
ホットペッパービューティーには、ブログ機能があります。
2015年末から2016年のバージョン変更に伴い、
- 写真4点
- 最後にクーポン1枚リンク
という事が出来るようになりました。
ホットペッパービューティーのブログ機能で、まずやるべき事の1つは、「スタッフを露出させる事」です。
ビューティー内には、たしかにスタッフ紹介ページがありますが、あれでは不十分。
お客様は初めてのサロンを探す時、常に不安を抱えています。
その不安を少しでも解消する1つの手段が、スタッフの人柄を見せておくこと。
幸い、現状は写真が4点も掲載できます。プライベートな記事も良いのですが、
- お客様との2ショット写真
- お客様とスタッフ数名の写真
- お客様のアフター写真
- お客様に頂いた感想など
これらを上手く使えば、より良い記事になります。
勉強会の様子や商品案内なども、たまになら良いのですが・・・。
そういう内容ばかり公開しても、読む方はつまらないのです。
ビューティーの中で唯一、自由度の高いページですので、有効に使いましょう。
お客さまの写真もなるべく沢山見せることができれば、
「このサロンにはこんなに人が集まっている」
という、人気(ひとけ)の演出にもなります。
「人気(ひとけ)がないサロンのブログって集客できないですよ?」
では、この人気(ひとけ)についても詳しくお伝えしています。
8)ホットペッパービューティーの「フォトギャラリー」は活用できているか?
フォトギャラリーでは、店内風景や施術ステップなど、色んな写真が掲載できます。
注意して頂きたいのは、ランダムに多数の写真を掲載するのはNGという点。
単純に見づらいですし、何も伝わってきません。そして、
見づらい=見られない
ということを覚えておきましょう。
キチンと整理し、見やすいフォトギャラリーに。またその際は、
「フォトギャラリーで何を伝えたいのか?」
を意識して作ると良いですね。
- 店内の雰囲気なのか?
- 施術を紹介したのか?
両方という場合もいいですが、整理した上で、あくまで見やすい状態をキープしてください。
ゴチャゴチャしたページはスグに閉じられます。また、
「写真サイズの統一」
を心がけると、スッキリ見やすいフォトギャラリーになりやすいです。
エステサロンのホットペッパービューティー攻略には「施術ステップ」を活用。
2016年末のバージョン変更に伴い、フォトギャラリーの掲載点数が、どのプランも無制限に近くなりました。
モチロン、無数に掲載すれば良いというモノではありませんが。^^;
1つの効果的な手段として、
「フォトギャラリーで施術工程を紹介する。」
という方法があります。
オススメのクーポン・メニュー等に対して、
「どんな流れで施術を受けるのか?」
写真を使って分かりやすく解説していくというモノです。
エステサロンの場合、メニューの種類も豊富。
でもそれは反面、お客様には分かりづらいというこです。
施術工程を紹介することで、その点をクリアできます。
小さなことですが、大きな結果の差となる場合があるので、ぜひ実践して下さい。
フォトギャラリーで「ビフォーアフター」を使っていいの?
ちなみに、どんな広告でも「ビフォーアフター」は強力です。できれば、フォトギャラリーでも活用したいもの。
しかしホットペッパービューティー内において、ビフォーアフター写真は「NG」とされています。
掲載していれば警告が入る可能性も高いので、注意が必要です。
なお、これはブログ機能においても同じですので、注意しておきましょう。
9)ホットペッパービューティーの「口コミ増加対策」は出来ているか?
ビューティーの口コミページは、言うまでもなく見られています。
と言っても、最初から見られているワケではなく(トップページからの流入を除けば)、どちらかと言うと最終的に見られているイメージです。
あなたも何かを買う時、レビューや口コミを参考にする事は多いハズです。
しかし多くの場合、
「この商品を購入するかどうか?」
という段階での話でしょう。ビューティー内にいる見込客も、そのような状態です。
口コミに更新性があるか?
口コミがどこかで止まっている場合。
たとえば1年前の口コミを最後に、その後の口コミがない場合などは、新規集客においてマイナス。
なるべく、定期的に口コミ投稿をもらえるように、工夫しましょう。
口コミ増加策は?
シンプルですが、何か特典を用意してお願いするのがベターです。
また、口コミ投稿の方法を知らない方も多いので、可能な限りその方法もお伝えすると良いです。
メール配信機能を使って、口コミ投稿者限定のクーポンを作るのも、1つの手。
クライアント様のサロンでも、この方法でドンドン口コミが増えたお店は多数あります。
最後の決め手はゼッタイに「口コミ」です。
定期的に増やせるように、工夫しておきましょう。
特に「掲載初期」の10件くらいまでは、口コミが増えづらい傾向にあります。
口コミが少なかったり、ほとんどない場合、かなり集客に影響するので、早めに口コミを10件以上に増やしておいてくださいね。
10)季節ごとに売れるモノを扱う重要性
ホットペッパービューティーのような更新性の高い集客サイトでは、「季節感」も重要です。
たとえばエステサロンなどは分かりやすく、
【春先〜夏場 → 脱毛メニュー、痩身メニューが売れやすい。】
というパターンがあります。
色んなメニューがサロンにあるならば、売れやすい時期に、売れるモノを打ち出すこと。
たとえば脱毛メニューしかないサロンなのであれば、冬場にも売れるメニューを準備し、仕込んでおく。
キホンではありますが、こういった対策は「年間売上で見た時」に大きな差となります。
また、季節感を演出することで、顧客や見込客のマンネリ化を防ぐという効果もあります。
アパレルショップくらい、サロンも季節感を大切にしましょう!
11)リピート対策は万全か?
ホットペッパービューティーを上手く活用すれば、これまで以上に新規客数を伸ばす事ができます。
しかし、いくら新規客が集まっても「リピーターが確保」できなければ、意味がありません。
集客しつつも、「リピート対策」は最重要視してください。
メール配信機能を使った、「再来限定クーポン」の配信や、お礼のメール。
また、これらとは別に自社でのDM送付やニュースレターなどなど。
リピート対策を万全にして、しっかり固定客に育てていきましょう!
スグできるリピート対策として、下記の記事は今すぐ読んでおいてください!
12)ホットペッパーでは、「ホームページ」が意外と見られてる?
これは、割と近年に判明したことですが、
「ホットペッパービューティー」→「サロンのホームページ」→「ネット予約」
という導線を、多くのお客さまが辿っています。つまり、
「ホットペッパーで興味を持った」→「どんなサロンなのか?もっと詳しく見たい。知りたい。」
という心理で、サロンのホームページも覗いた上で、ネット予約に至るというケースです。
ここでは、ホームページの完成度が問われます。
ホームページがショボければ、離脱されてしまう可能性が上がるのです・・・。
ホームページは、
「作れば集客できる」
というモノではありません。しかし、こういった場面では、
「ないと困る」
モノでもあります。いわば、店の看板ですからね。
サロンのホームページに関しては、
「サロンのホームページを「集客できない失敗作」にしない具体策」
「エステサロンでホームページ外注で作っても「集客できない」理由と対策」
などを読んでおくと、
「高い外注費を払ったのに、集客できないじゃないか!!!」
みたいな、悲惨な事態は避けられるハズです。
なぜホットペッパービューティーは、サロン集客に強い?
ホットペッパービューティーを見ている人の多くは、今スグ客です。
しかも「あなたの地域で」「あなたの業種の」サロンを探しています。
その中で、より多くの人があなたのサロンページに流入する行動をすれば、集客が増えるのは当然の結果です。
ホットペッパービューティーの攻略は、何か魔法のようなノウハウが存在するワケではなく、
「当然の結果を出すために、準備して行動する。」
という、超現実的なものなのです。
ホットペッパービューティーの「卒業時期」は?
あるていど顧客数が増えてきたら、ホットペッパーから「卒業する」という事も考えられます。
ただ、僕のクライアントサロンでは「卒業しない」ところも多いです。
単純に、「費用対効果」が高いから。
たしかに、
「費用対効果が悪いのに、他に集客できる手段を知らないから、広告をやめられない。」
「全然リピーターに繋がらないけど、集客できるから広告がやめられない。」
こういう状態は「広告に依存している」のでキケンです。
でも、広告からの新規が一定数リピーターに繋がっていて。
かつ「他の集客方法の選択肢」も知っている上で、
・費用対効果が高いから。
・時間や手間がかからないから。
という理由で、その広告を続けるのは依存ではなく「健全」と言えます。
ものすごーーーく平たく言えば、サロンを含め店舗の経営って、こんな形です。
【集客する】
まずは何らかの手段で集客します。この手段は大きく分けて、・時間や手間を省いてお金をかける手段
・時間や手間をかけてお金をかけない手段の2通りです。
【リピーターを増やす】
何らかの手段で集客したら、できる限りその中からリピーターを増やします。
仮に広告を使って月5人集客するのに5万円かかったとしても、「そのうち3人がリピーター」になれば、スグに広告費以上の利益になります。
翌月 リピート売上 21,000円
翌々月リピート売上 21,000円
・
・
・
6ヶ月後のトータル 140,000円(新規売上35,000円)(リピート売上105,000円)
つまり、5万円の広告費2ヶ月目にはペイ。半年で14万円の売上が発生しています。
リピートが続けばこの売上はここからも増え続けますし、毎月広告を出して同じ集客結果なら・・・
サロンの売上はドンドン成長していきますよね??
もちろんリピート率は「その対策」や、「どのように集客したか?」によって大きく変わるのですが。
極端な話、
「初回のみ90%OFF」
みたいに「お得感」だけで集めれば、「リピートしないお客」がドンドン集まるのは当然です。^^;
そうではなく、
「しっかりサロンの価値と魅力を伝えて、共感した人にだけ来てもらう。」
という事ができれば、どんな広告を使っても「極端にリピートしない」という事はあり得ないのです。
ホットペッパーに限らず、このように「費用対効果が高い状態」ならば、その広告はずっと使い続けるのがキホンです。
「もう新規はいらない。」
となった場合は、止めればいいですけどね。
まとめ
一連の流れをまとめると、
まずは興味を持ってもらう |
トップ写真、キャッチコピー、クーポン名が重要。 |
サロンページからクーポンに誘導 |
魅力的なクーポン、サロン情報ページの充実が必要。 |
予約の決定 |
口コミページ、ブログなど。最終決定の要素。 |
となります。
上記はそれぞれの導線、タイミングの節々で「予約に至るために」必ず必要な要素となります。
また、毎月のアクセス結果を検証し、どこを改善すれば良いのか?
試行錯誤を繰り返す姿勢が、結果的には安定した集客へと繋がっていきます。
はじめから「来て欲しいお客様」にだけ届くように作り込む事で、あなたのサロンに共感し、魅力を感じた方々が来店されるでしょう。
それは結果的に、リピートの安定にも繋がるハズです。
ホットペッパービューティー自体は、シッカリと運用すれば集客しやすい媒体と言えます。一方で、
「お得感を打ち出さないと売れない。」
「集客できてもリピートされない。」
という声も多く聞きます。
そうなってしまうのは、それなりの原因がサロン側に存在するのです。
キッチリ運用できれば、ホットペッパーのみでドンドン収益を伸ばすことも可能。
ただしホットペッパービューティー自体も、1つの手段に過ぎません。
そして、集客できれば終わりではなく、そこからがスタートなのです。
サロン集客に悩んでいる場合は、
「個人・自宅サロン向き「あなたに合った集客は?」7つの手段メリット・デメリット」
をしっかり読むことで、「あなたに合ったサロン集客」が見つかるハズです。
ぜひ、あわせて読んでおきましょう!
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