サロンの客単価を上げるには?3ヶ月で実現する具体的な対策
こんにちは!田村です。個人サロンにとって、客単価は生命線の1つ。
「モチロン、高い方がいいのは分かってるけど・・・」
と、具体策に悩んでいる方はホントに多いです。今回は、
「3ヶ月で客単アップを実現する。」
をテーマに、具体的な対策についてお話していきます。
コレを徹底するだけで、あなたの単価も変化するはずです。
実践1|まずは、自サロンの客単価を知る
個人サロンだと、そもそも客単価を把握していない場合も多いようです。
技術売上 ÷ 客数 = 客単価
という単純な計算ですから、さほど手間はかかりません。月次でいいので、毎月出しておきましょう。
しばらく続ければ、
「この時期に単価が落ちやすい。」
「この時期は単価が上がりやすい。」
といった、あなたのサロンの傾向も見えてくるハズです。
傾向を知らなければ、対策もできません。
これってホントに大切なポイントです。
毎月の
・総客数
・新規客数
・客単価
は、必ず計算しておきましょう!
実践2|上位メニューを作る
客単価を把握したうえで、最初に行うべきは、
「今よりも上位メニューをつくる」
ということ。たとえば現状、
- フェイシャル40分 6000円
- フェイシャル60分 8000円
というメニューがあるのなら、
「フェイシャル90分 10000円」
という上位メニューを作る。
モチロン、実際はここまで単調なつくり方でなくてもオッケーです。
「○○分」
という、時間にしばられないメニューにするのもいいですね。
今よりも上位のメニューを見せることで、
- 真ん中の価格帯が売れやすくなる。
- 最上位メニューも、一定数売れていく。
ということが起こります。
キホン的にメニューは、「松竹梅」で作りましょう。真ん中の「竹」が最も売れやすいので、ココを基準に考えるといいですね。
コースメニューをつくる
すべてのメニューが単品で構成されているなら、コースメニューも作りましょう。
セットメニューと言ってもいいですね。
組み合わせることで、少しだけお得にしてみたりするのもいいです。たとえば今まで、
- カット 5000円
- カラー 7000円
- トリートメント 3000円
という売り方をしているなら、
「カット・カラーコース 14000円(クイックトリートメント付き)」
みたいなコースを作ります。注意点としては、
「組み合わせてバランスがおかしくならないメニューで、コースを作ること。」
ですね。不自然なセットメニューは、どのみち売れませんから。^^;
オプションメニューをつくる
これも王道ですが、オプションメニューは用意しておきましょう。
たとえば今、ボディトリートメントのメニューがあるなら、
「オプションで、○○パックもできます。全身がウットリするような手触りになりますよ。」
という売り方ですね。
これの注意点としては、
「どのタイミングで声がけするのがベストか?」
を、見極めていくこと。
これはサロンごとに違うと思うので、あなたなりのベストを探して探してみましょう。
「このタイミングで、こういう声がけをすれば売れる!」
という、ある意味「テッパンパターン」を見つけましょう。売れてるサロンには、必ずコレがあります。
また、このパターンがあればスタッフとも共有できますしね。
どんなメニューも「知らないと」買えない
オプションメニューもコースメニューも、多くのサロンには「すでに」あります。
(ない場合は、早急に用意しておきましょう。)
ただ、どのサロンでも「お客さまが存在をしらない。」というパターンが多いのです。
知らないモノは選べませんので、当然ながら買えません。
- 100%の方にお知らせできているか?
- 声がけも100%できているか?
ここは、常にチェックしておきましょう!
ちなみにこれは、物販においても言えることです。
物販に弱いサロンは、ココができていません。物販に関しては、
も、参考にしてみてください。
ある意味では物販の強化も、サロンの客単価アップの1つと言えます。
告知に便利なPOPの活用
商品だけでなく、メニューに関してもPOPは活用できます。
ポイントは、商品用のPOPと同じです。
「POPの役割は【購入される】ことではなく、【質問される】こと。」
つまり、たくさんの情報をつめ込まず、
「誰にオススメで、どうなるのか?」
にしぼって、伝えるPOPをつくりましょう!
POPに関していえば、キャッチコピーづくりとも言えます。
「サロン集客が2倍になる!キャッチコピー作り8つのポイント」
を読んで、キャッチコピーについても強くなっておきましょう!
値上げと客単アップのちがい
そもそも、値上げすれば単価は上がります。
しかし、ここでお話した客単アップは、「値上げ」とは全く別の話。
値上げに関しては、
で、詳しくお話しています。
ただ、多くの場合「まずは客単アップ」から考えていくのがベターです。値上げには、どうしても「リスク」が伴います。
対して「単価アップ」って、リスクはほとんどゼロですからね。
まとめ|あなたのサロンの単価は、もっと上がる!
僕もサロンを経営してきた中で、ずっと客単価を上げてきました。
勤務していた時代から考えると、6年で2度の値上げを行っています。
とはいえ、僕が単価を上げてきのも、今日お話したような「シンプルなやり方」です。
サロンの単価アップに、トリッキーなワザは必要ありません。
もし、あなたがまだ上記の内容を徹底していないのなら、やる価値は十分にあります。
そして、その効果は3ヶ月ほどで、数字となって表れるはずです。
ぜひ、客単アップにチャレンジしてください!
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