小さなサロンを開業したい!失敗しない「テナント探し」のステップと重要ポイント
こんにちは!個人サロン経営アドバイザー、田村聡です。「サロンを開業したい!」と考えた時、「テナント探し」は、誰もが悩むポイントですよね?
そこで今回は、「小さなサロンを開業したい!」という方のために、
「テナント探し」
にフォーカスして、そのステップや重要ポイントをまとめました。
この記事を読み終えるころには、あなたも早速、「テナント探し」をスタートできるハズです。^^
僕の独断と偏見(笑)そして何より経験を交えて、お伝えしていきますね。
小さなサロンのテナントは、どう探す??
どこから始めりゃいいか、わかんない・・・。
ご安心ください。テナント探しには、決まった「ステップと重要ポイント」があります。
これらを押さえておけば、少なくとも大きな失敗はないハズです。
ステップ1|オープン日の決定
まずはザックリで構いません。オープン日を決めてしまいしょう!
まだ、そこまで決まってないんだけど・・・
お気持ちは分かります。
実際、そういった段階の方も多いかと。^^;
ただ、オープン日が「全く未定」という場合、不動産屋さんも親身になってくれません。(笑)
本当に「まぁ、2,3年以内に」なんて場合は仕方ないですが、
「今年中に」
みたいな場合。
まずはざっくりでいいので、オープン時期を決めておきましょう!
じゃないと、大半の不動産屋さんは真剣になってくれません。マジです。(笑)
ステップ2|物件の「譲れない条件」の決定
次に、テナント物件における「譲れない条件」を決定しておきましょう!
テナント探しも、住居物件を探すのと同じ。はじめに「条件」を決めておかないと、判断基準がブレます。ブレまくって悩みます。(笑)
結果、
なんか、いろいろ見たけど決めらんない・・・。
といった事態に。^^;
たとえば、
・家賃の上限
・必要な面積
・水まわりの現状
・エリアそのもの
・給湯設置の可、不可
・駅からの距離
・1階orその他
など。他にも、個人のこだわりで、色々あるかと思います。
こういった中で、「必須条件」というのは先に決めて、書き出しておきましょうね。
基本的には家賃を出せば出すほど、理想的な物件に近づきます。(笑)
そういった意味でも、
「家賃の上限は事前に決めておく」
というのも、大事なポイントですね。
ステップ3|エリアの決定&リサーチ
これは(ステップ2)にも内包されるものですが。やはりおおまかに、エリアは先に決めておく方がベターです。
さすがに、
「都内ならどこでもOK」
という方はいないでしょうが、地方でも「●●町or●●町」もしくは、「●●市内」といったように、あらかじめ「出店エリア」は絞っておくべきです。
でもさ、そもそも「どこに出せばいいか?」が、ピンとこないんだけど・・・。
そういった場合は、「人口推移」を検索してみるのも1つの手ですね。
「地名+人口推移」
で、平均年齢や人工の推移も出てきます。
また、
「地名+業種名(あなたの業種|例:エステ)」
と検索すれば、あるていど同業がどれくらいいるのか?ざっくりですが調べることもできますね。
このあたりは、ホットペッパービューティーなどを使ってリサーチするのもいいです。
実際に、候補地を歩いてみたりするのも、オススメですね。
ちなみに、「リサーチ」って、超重要です。
リサーチなんて、やったことない!!
って方は、
を、チェックしておきましょう!^^
ステップ4|不動産情報サイトをチェック
次の段階です。不動産屋に出向く前に、不動産情報サイトはチェックしておきましょう!
その中に「いい物件」がある可能性もありますし、何より、
「出店希望エリアの家賃相場」
というのが、あるていど見えてきます。(←ココ大事)
「地名+賃貸テナント」
や、
「駅名+テナント」
といったキーワードでヒットするハズです。^^
ステップ5|不動産屋に出向く
ここまできたら、実際に不動産屋に出向きましょう!情報サイトを見て、
「ココ、よさそうだな。」
といった物件を扱っている会社でOKです。実際に行くと、
「ネットには出てない情報」
というのもあります。(特に、●ヶ月先に空く予定の物件など)
さらに、こちらの希望を伝えておけば、
「新しい物件情報があれば、お知らせしますよ。」
という対応をしてくれる会社もあるハズです。
気になる物件があれば、どんどん内覧をお願いしていきましょう。
特に不動産屋自体は、1つに絞る必要もありませんからね。^^
ただし、注意点もあります。
不動産屋さんは、多くの場合「家主さんと繋がっている存在」です。
時間や約束を守らないなど、ルーズな対応をしないように。^^;
また、良い不動産屋さんに出会って、物件契約が成立した場合は、その後もお付き合いが続きます。
ここで良い関係性を保っておくと、その後に、
「移転したい」
とか、
「2店舗目を」
なんてなった時、優先的に良い情報をもらえる場合がありますからね。
ステップ6|物件の決定→賃貸契約
おそらく、ここまでのステップ通りに進めても・・・。
実際に「テナント物件の決定」をするまでに、アナタは悩みに悩むでしょう。^^;
でも、それが普通ですし、みんなが通る道。
そして水を差すようで申し訳ないんですが・・・。
「理想どおり、100点満点の物件」って、そもそも存在しません。(笑)
【注意】物件契約の前に
ちなみに注意点を。
改装を行う場合、物件の契約前に、一度業者に見てもらっておきましょう!
あなたの「こうしたい」が、場合によっては「構造上ムリ」ということもあります。
また、特に水道工事などが必要な業種は、その工事そのものが出来るかどうか?事前チェックは必須です。
【注意2】契約書はよく読もう!
賃貸契約書というのは基本的に、
「家主の利益を守るように」
できています。それ自体は仕方ありませんが、契約書は熟読しておきましょう。分からないところは、不動産屋に質問。
また、事前の話と相違があるような場合は、契約書の修正や書き足しをお願いしてください。
「口約束」は絶対にダメ!!
僕は契約時に、
「退去の時は運び出せるモノだけ出してくれたら、あとは現状でいいから」
と不動産屋に言われましたが、実際退去の際には、
「水道設備(シャンプー台設置に必要だった部分)の撤去」
を言い渡されました。^^;
独立前の店舗との距離
余談になりますが・・・。
ぶっちゃけ、ある程度の売上を上げていたスタイリストなら、「独立前に勤めていた店舗」から、近いほど有利です。
実際、わりと近場で出店した人のサロンは、開業直後から流行っていたります。
ただし、ここは元オーナーとの話し合いなども関係してくるので・・・。
個人的には、
「飛ぶ鳥跡を濁さず」
で、済ませる方がオススメですね。^^;
まとめ|小さなサロンのテナント探し
ここまで、小さなサロンのテナント探しについて、僕の独断と偏見と経験をふまえながら、お伝えしてきました。(笑)
軽くおさらいすると、
(1)オープン日の決定
(2)物件の譲れない条件の決定
(3)エリアの決定&リサーチ
(4)不動産情報サイトのチェック
(5)不動産屋に出向く
(6)物件の決定→契約
という流れになります。
特に(5)から(6)に至るまでは、かなり手間や時間もかかるかと思いますが。
物件決定に関してだけは、
「あるていどの妥協点」
も持ちつつ、決定してください。繰り返しになりますが、
あなたにとって100点満点の物件はキホン、ありません。あったとしたら、家賃が高いですから。(笑)
家賃と立地ってさ、どっちが優先???????
家賃のていどにもよりますが、僕はキホン、立地優先で考えてます。
立地が良いってことは、後々、
「集客がラク」=「同じコストをかけても費用対効果が高い」
ってことなので。
結局、立地を優先しますね。
経験上、その方が商売がラクですから。^^
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