サロンのチラシ反応率が2倍になる|7つのポイント
こんにちは!田村です。
「チラシをいくら配っても反応が低い・・・。」
多くのサロンオーナーがこのように感じているようです。では、もうチラシは時代遅れなのか?
いいえ、今もチラシで集客に成功しているサロンはたくさんあります。
割引に頼らず「来てほしいお客様」が集まるチラシ。今回は、そんなチラシの作り方をご紹介します。
まずはキャッチコピー
多くのサロンに欠けている視点がコレ。キャッチコピーとは、
「サロンの魅力や特徴を伝えるパーツ」
とも言えます。たとえば風邪薬で、
「明日、どうしても休めないアナタに。」
といったキャッチコピーがありました。なんとも残酷な薬ですが・・・。(笑)
これはチラシに使ったとしても、抜群のキャッチコピーです。
- どんな人にオススメで?
- その結果、どうなるのか?(得られるメリット)
この2つが明確なのですね。つまり最初に、「チラシを見てほしい相手」を明確にする。
その上で、その人達の「悩みやお困りごと」を解決する提案をすればOKです。
たとえば美容室の場合なら、
「縮毛矯正の繰り返しで、パサついていませんか?」
のような唄い出しが使えるでしょう。サブコピーとして、
「当店の○○ストレートなら、繰り返す度に美しい艶髪に〜」
といったモノを用意すれば、明確なキャッチコピーになります。
ちなみにキャッチコピーは、チラシの冒頭や、目立つ位置に配置しましょう。
キャッチコピーについては、「サロン集客が2倍になる!キャッチコピー作り8つのポイント」でも、詳しくお話しています。
オススメのメニューを絞るといい?
全てのメニューを記載してしまうと、すごく見づらいチラシが出来上がります。
チラシに掲載するメニューは、ある程度絞って載せましょう。
具体的には、目立たせるメニューを1つ。多くても3つまでに絞る。
他に載せたいメニューがるなら、メインよりも小さく。補足的に見せる事をオススメします。
そして絞ったメニューには、「キャッチコピー」の章で紹介したように、「メニューのためのキャッチコピー」を準備してください。
メニュー名の記載だけでは、十分にそのメリットが伝わらないからです。
可能なら「メニュー名そのもの」で、お客様のメリットが伝わればベスト。
たとえば、
「2キロ痩せて見える小顔カット」
のようなメニュー名なら、キャッチコピーの要素も持ちあわせています。
(注意)全てのメニューにキャッチコピーがあると、逆に見づらくなります。あくまでウリのメニューに。「見やすい」は、基本中のキホンです。
関連記事|エステサロンの「集客できる」チラシ|メニュー全部載せはアウト?
「写真」がチラシ集客のカギを握っている。
美容室のチラシに限った話ではなく、写真はチラシ集客のキモと言えます。
美容室であれば当然スタイル写真は掲載するとして、以下のモノは準備しておきましょう。
- サロン店内の雰囲気写真
- スタッフの雰囲気が伝わる写真
- オススメのメニューの施術風景
- ビフォーアフター的な写真
- サロンの外観写真
これらが揃うほど、点数はアップします。はじめてのサロンを選ぶ時、お客様は不安です。
どんな雰囲気なのか?どんなスタッフが担当してくれるのか?
そういった不安を、なるべく事前になくすこと。
写真は、そんな役割も担っています。
また、
「写真でパっと見の目を引く。」
という事も大事です。チラシに掲載している写真を見ただけで、
「何かこの店、行ってみたい!」
そう思われれば、理想的ですよね。また外観写真は、はじめてのお客様に対して親切心とも言えます。コレがあれば、
「あー。あの店ね。見た事あるある。」
という現象も一定数起こります。それだけでも、来店のキッカケとなる可能性があるのですね。
ビフォーアフター写真は最強?
なお、写真の中でも、「ビフォーアフター写真」は最強の集客ポイントです。
いくらあなたが、「良いですよ。」と言うよりも、お客様の実例が100倍説得力を持ちます。
そういう意味で、「事例を写真で見せられる」というサロンは、これをフル活用しましょう。
「ウチはまだ、事例の写真がなくて・・・」
という方は、「エステサロンの集客に欠かせない「お客さま写真」の増やし方」をしっかり読んで実行すれば、今後はドンドン増やせるハズです。
お客様の声は必須なのか?
「お客様の声を掲載しましょう。」
あなたも、1度は聞いたことがあると思います。スペースが許すのであれば、掲載する方がベターです。
あなたも何かの購入を決める時。いわゆる「お客様の声」や「口コミ・レビュー」といったものを参考にしているハズ。
特にビフォーアフターなど「事例で見せる写真」が無い場合は、代わりに「お客様の声」を活用したいところです。
ただし、あまり抽象的な内容の物はオススメしません。なるべく具体的な内容のもの。例えば、
「オススメのメニューを受けたお客様の声」
ここに絞って掲載するのも、1つの手です。
また、年代や職業なども具体的に掲載した方が、より説得力を増します。
人柄を伝えると反応率が上がる?
写真の章で、「スタッフの雰囲気が伝わる写真が重要」と、お話しました。
これは、お客様の不安を少しでも減らすため。
「どんな人が担当してくれるのか?」
あなたのサロンを知らないお客様にとって、これは大きな不安要素。
これをクリアするだけで、お客様が受ける印象は、全く違います。
さらに写真に加えて、
「一言メッセージを手書きで」
添えると、なお良いです。チラシの文字は基本的に、このブログのようにタイピングされたモノ。
読みやすい反面、人柄は伝わりづらい。また、冷たい印象も受けやすく人間味を感じません。
ですから、チラシの一部でいいのでスペースを作って、一言手書きでメッセージを添えるといいです。
スタッフがいる場合は、全員で書くといいいですね。
上記だけでも加えることで、美容室のチラシは反応率が変わります。
意外と「必須情報」が欠けているチラシが多い??
チラシでの集客を考えた時、必須情報というモノがあります。それらが無いと、せっかくのチラシも集客力が半減してしまいます。
- 分かりやすい地図
- 分かりやすい予約連絡先
- サロン住所
- ホームページ(またはブログ)の検索方法
地図が欠けていたり、あるけど分かりづらい場合も多いです。
「近所なら、これで分かるでしょ。」
という考えは致命的。
特に女性客は、地理に弱い方も多い。まして、引っ越してきたばかりの方などには不親切です。
出来る限り分かりやすい地図を使いましょう。
また、よく見かけるのが、
「○○のホームページはこちらをチェック→ http://salonsblog.com/」
のような表記。これでは、お客様がわざわざURLを打ち込む必要があります。
知らないサロンのホームページを、普通はURLまで打ち込んで検索しません。そうではなく、
「サロン集客部」で検索
といったように、簡単に検索できるキーワードを明記するのが良いでしょう。
これなら、スマホでも簡単に検索する事が出来ます。
そもそもチラシは見ずに捨てられる?
残念ながら、多くのチラシはパっと見て捨てられています。理由はカンタン。パッと見で、
- 自分には関係ない。
- 魅力を感じない。
- 興味が湧かない。
- ゴチャゴチャしてて、見る気がしない。
このように感じられているからです。つまり、これらをクリアするすれば、捨てられないチラシになります。
1〜3に関しては、この記事で述べてきた内容を実践すれば、クリアできるでしょう。
ここで気を付けてほしいのは、4の項。
「そもそも見る気がしない。」
という問題です。大切なポイントなので、もう少し詳しくお話します。
「見づらい」チラシにならない為に。
見づらい=見られない
これは、どんな媒体を作る時も、意識する必要があります。見やすいチラシを作る為には、いくつかのポイントがあります。
- 文字の配色は2色まで。
- 文字サイズは3種類まで。
- 全体の配色を多色使いしない。
- 全体に適度なスペースを作る。
- 写真や囲み枠が、ガタガタしないように作る。
- 長い文章の塊は作らない。(必要な場合は適度に空白改行を入れる。)
上記の点を抑えれば、ひとまず見づらいチラシになる事は回避できます。
まとめ
これまでの章で述べてきた7つのポイントを実践すれば、確実にチラシの反応率は上がります。
まず最初にすべきことは、
「どんな人に、そのチラシを見て欲しいのか?」
明確に決めること。
その人が悩んでいるであろう問題の解決。その人が望んでいるであろうメニューを提案できればOKです。
また、全体に「見やすいモノ」にする点を心がけ、必須情報は必ず入れること。
同時に写真を上手く活用すれば、さらに集客に役立つハズです。
美容室やサロンがチラシで集客を行う上では、0,1%の反応率の違いが、大きな結果の差となります。
ぜひ、チラシを作る際は、この記事の内容を踏まえて作成してみてくださいね。
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