エステサロンの「売れるメニューづくり」3つのコツ|ネーミングと価格設定+1
こんにちは!田村です。エステサロンの集客を考える時。その手段ばかりに目が向いて、「メニューづくり」がお粗末になっている事があります。
集客を伸ばしたいなら、まず「売れるメニューづくり」から考えるべきです。
この記事をしっかり読んで実践すれば、場合によっては「何もせずに」集客が伸びる場合もあるでしょう。
(ポイント1)メニュー名
まずは、メニューづくりの基本。「メニュー名」です。ポイントは、
(1)メリットが分かる。
(2)違いが分かる。
(3)説明文を上手く使う。
(4)長すぎない。
の4点。
(1)メリットが分かる。
まず、
「メニュー名を見て、それがどんなメニューなのか?どう良いのか?」
伝わること。まずはここが、スタートライン。たとえば、
「フェイシャルエステ 60分 6000円」
フェイシャルエステである事は伝わりますが、全く特徴がありません。
これなら、「より安いサロン」に、お客さまは流れてしまいます。
そうではなく、たとえば、
「小鼻の毛穴エステ」
なら、どうでしょう?
「毛穴が消えるフェイシャル」
なんかも、良いかもしれません。^^
現実には、表記法の問題などをクリアする必要はありますが。このように、
「特徴、違いが分かる。」
かつ、
「施術を受けると、どうなれるか?」
イメージできる。
これらが、メニュー名だけで伝わるのが理想的です。
(2)「違い」が分かる
たとえば、
・痩身ボディトータルコース 21000円
・スペシャル痩身コース 18000円
・ベーシック痩身コース 12000円
こんなメニュー展開ですと、
「類似したメニュー内での、違い」
が、全く伝わりません。^^;
似たメニューがある場合は、「その違い」をしっかりと伝えましょう。
(3)説明文を上手く使う
これは、表記する媒体によっても違いがありますが、
「メニュー名を補足する、説明文を添える。」
というのも、時に効果的です。
ただし、この説明文も、あまり長いものは読まれません。
「最小限の文字数で、最大限、魅力が伝わるように」
心がけましょう!!
特に、
「あまり一般人に認知されていないようなメニュー」
には、説明文が必須です。
(4)長すぎない
ここで、注意点があります。
「メニュー名で、メリットが伝わるように。」
とお話すると、すごく長いメニュー名を考えてしまう事が、あります。
あまり長いメニュー名は、基本NGです。
なるべくコンパクトに。
出来れば、「一言で言える」くらいが、理想的です。^^
使いどころで、メニュー名を使い分ける
たとえばチラシなど、情報量が限られた媒体を使う場合。
あまり多くのメニューを並べると、見る方も分かりづらい。
掲載メニューは、数を絞った方が効果的です。
こういう時は、メニュー名が多少、長くてもOK。
しっかりとメリットや違いが伝わる方が、効果的でしょう。
逆に、ホームページの「メニュー 一覧」など、全てのメニューを表記する必要がある。
そんな場合は、なるべくコンパクトで分かりやすいメニュー名の表記を心がけましょう。
長いメニュー名がズラッと並んでいると、見る気も失せてしまいます。^^;
とはいえ、どんな場面でも、
「意図的にメニュー名を長くするメリット」
は、ありません。
短く、簡潔に伝わるものがベストと言えるでしょう。
(ポイント2)価格設定
メニューづくりに付いてまわる悩みと言えば、「価格設定」でしょう。
基本は、「原価と手間」の問題。
目標売上からの逆算し、10分単価から考えればOKです。
こんな事を言うと、根も葉もないですが・・・。
価格設定には、絶対の正解はありません。
究極的には、
価格<価値
と、感じて頂けるなら、OKです。
ただし、「集客」という意味では、「来店前から」この価値を感じてもらう必要があります。
この、
「来店前から感じてもらう価値」
に関しては、この記事に必ず目を通しておきましょう!!
「もう集客に悩まない!小さなサロンの必勝法は「3つの価値」を磨くべし!」
ここをハズすと、集客は失敗します。
競合リサーチ
「価格設定に絶対の正解はない」
とはいえ、競合リサーチは行なっておきましょう!
同エリア同業で、似たメニュー展開の価格を、調べておくのです。
(地名)+(業種)
で検索すれば、出てきます。また、地域の情報誌やクーポン誌なども、チェックしておきましょう。
他店より、強気の価格設定をする場合、「違い」を見せる必要があります。
あなたの店、ヨソより高いわよね。
その根拠はナニ?
何が、そんなにいいの?
その価値が、本当にあるの??
と、ここまで辛口ではないにしても・・・。
お客さまとは、そういう存在です。
あなただって、買う立場の時はそいうでしょう??(笑)
ヨソとの違いが「客観的に」「素人目で」分からない場合、
お客は安いサロンに流れます。
「周りは安いサロンが多くて・・・」
「このあたりの客層は、安いサロンにしか行かない」
なんて声が聞こえますが、
「違いを伝えないサロンに責任がある」
と、僕は感じています。
あなただって、
「全く同じ商品」
なら、少しでも安い店を探しませんか?
(ポイント3)写真を使う
掲載する媒体によって、スペースの都合などもありますが、基本的には、
「施術のイメージ写真」
を添えると、グッとメニューの良さが伝わる場合が、よくあります。
オススメは、
(施術のイメージ写真)+(メニュー名)+(説明文)+(価格)
というセット表記。
こういう写真1枚が「ある・ない」で、随分とイメージが違うものです。
特に、視覚的な感覚が強い方には、より効果的と言えます。
「メニューづくり」は「お店づくり」
今日は、
「エステサロンの売れるメニューづくり」
というテーマでお伝えしてきました。
・メニュー名
・価格設定
・写真
特に、メニュー名や価格設定で悩んでおられる方、多いのではないでしょうか?
しかしメニューづくりには、「悩みに悩み抜く価値」があります。
サロンづくりと同じように、真剣に取り組んでください。
今回、お伝えしたポイントをしっかり守れば、
「売れないメニューづくり」
には、決してならないハズ。
ぜひ、あなたのサロンでも、メニューの見直しをはかって下さいね!!
最後に。
メニューづくりは「キャッチコピーづくり」に通じるところがあります。
「サロン集客が2倍になる!キャッチコピー作り8つのポイント」
も、あわせて読んでおくと、今後のメニューづくりに役立つハズ。
それでは、今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!
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