自宅サロンの「間違いだらけな」価格設定|幸せなサロンが遠のく3つの勘違いとは?
こんにちは!個人サロン経営アドバイザー、田村聡です。価格設定についてのご相談は以前から多いですが。
特に「自宅サロン」において、価格のつけ方が「モッタイナイな」と感じる場合が多い・・・。
そこで今回は、自宅サロンの価格設定について。
どのように考えればいいのか?何が正解なのか?お伝えしていきましょう!!
(勘違い1)安くしないと売れない
言っても「自宅サロン」なんだからさ、安くしないと売れないじゃん。
そのように考えている方が、とても多いようですね。
確かに、自宅の一室で営む以上、
「高級店」
というのは、ムズカシイ場合もあります。
しかし、「安くしないと売れないのでは??」というのは、間違いです。
お客さまは、「安いサービス」を探しているワケではありません。
「価格に見合ったサービス」
もしくは、
「価格以上のサービス」
を、求めています。つまり、
価格<価値
この形にさえなっていれば、ある意味、価格はいくらでもいいのですね。
んなこと言っても、限度はあるでしょうよ?
おっしゃる通りです。^^;
ですから、周辺サロンのリサーチや、地域は違っても、同業のリサーチなんかは行ってください。
(勘違い2)「なんとなく」の価格設定
意外なほど多くのサロンが、
「なんとなく」
といった「感覚」で、価格設定をされています。コレは、非常にキケンです。
実際には、周辺サロンなどのリサーチも行った上で、
「ほしい売上」もしくは、「ほしい時給」
から、逆算して決めていくのが正解。
たとえば月の売上が「30万ほしい」という場合。
仮に、
・1日3人までの施術
・月20日の営業日数
なら、1ヶ月のMAX客数は、60名です。
30万 ÷ 60名=5千円
なので、平均5千円の支払いとなるように、価格設定をしておく必要があります。
ワタシはさ、時給1000円あればOKよ。
家事の合間にできて、自宅でパート代くらい稼げたら嬉しい!!
それなら、時給1000円になるように。
たとえば、施術に1時間かかるなら、そのメニューは6千円。
2時間かかるなら、1万2千円。
カンタンに言うと、こういうメニューの価格設定をすればOKですね。^^
(勘違い3)売上の「上限」
サロンの売上は、どの業種も基本的に、
「施術サービスの提供」
コレってようは、「時間の切り売り」なのですね。
結果、価格に応じて売上の「上限」が決まります。
価格設定が安すぎたりすると、
「そもそも欲しい売上の達成は不可能」という状態で、がんばっている。
なんてことも、起きていたります。
ここの「考え方抜きで」価格設定をしてしまうと・・・
どんなに頑張っても、欲しい売上にならない!!
てな事になるので、注意が必要です。^^;
時間制約をうけない「物販売上」
ちなみに施術サービスはキホン、「時間の制約」がないので、
「売上上限がない」
と言えます。
物販なんて、売れないわよ・・・
という方こそ、
を、参考にして下さい。きっと、アナタの物販売上も変わってくるハズ。
まとめ
価格設定は、難しく考えると、果てしなくムズカシイ課題です。^^;
でも、今回お話した3つの勘違い、
・安くしないと売れない
・なんとなくの価格設定
・売上の上限を考えていない(時給に換算できていない)
をなくせば・・・。
少なくとも、「間違った価格設定」には、ならないハズ。
「これから開業したい!」
という方は、ぜひ慎重に。
「すでに営業している。」
という方も、ぜひ今一度、「価格設定」をしっかり見直してみてくださいね。
ココがズレていると、ほんとに「不幸なサロン経営」に、なりかねませんから・・・。^^;
でもさ、具体的にどうやれば、
「安くしない価格」
で、人が集まるワケ??
追伸・・・
すでに開業していて、価格設定を見直した結果、
「ウチは安すぎた・・・値上げが必要??」
と感じた方は、
を、参考にして検討してくださいね。
また、「これから自宅サロンを開業したい」という方には、
が、お役に立てるハズ。
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